自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!

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自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!

  • ISBN:9784479791775

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内容説明

Google、Apple、Microsoftなどなど、数々の有名企業が研修に採用!

身の周りの人間関係はすべて自分が原因で引き起こしている。
それこそが、本書のいう「箱に入っている状態」である。

「どうして彼は問題ばかり起こすのか?」
「なぜパートナーは勝手なことばかり言いだすのか?」

こうした問題を、私たちは「相手の問題」と考えがちだが、本当の問題は「自分」にある。
読み進めるうちに、家庭や職場での人間関係を深め、十分な成果を出す環境を作る方法を学べる。
世界的ベストセラーであり、日本でも大反響を巻き起こした名著。

続編は、よりビジネスに特化した『管理しない会社がうまくいくワケ~自分の小さな「箱」から脱出する方法 ビジネス篇』として、2017年に刊行されている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

427
たいへん良い本だった。ただ、基本的にはストーリーに沿いつつ、できるだけ多くの人が共感できるような具体的な場面を提示して分かりやすくしてくれているのだが、いかんせん本筋のところに行くといきなり抽象的になるので、けっこう内容が難しいし、この内容を理解したところでどれだけそれを実践できる人がいるのだろうかとは思う。また、「箱」という言葉の使い方が秀逸。もっと乱暴な言葉を使えば「自己中心的」「エゴイズム」といえるのだが、それをできるだけ人々に反感を抱かれず、かつ視覚化しやすい言葉に変えるセンスはお見事の一言。2016/10/01

Miyoshi Hirotaka

180
リーダーシップはだれかから教わるものでもなく、自分の生き方の中に発見するものだという立場がある。戦国武将、戦争の将官、世界的ビジネスリーダーを事例としてそこから法則を引き出そうとするのはこのやり方だ。一方、リーダーシップはビジネスだけでなく、人間関係、家庭生活のあらゆるところに存在し、習得可能とする立場がある。本書では、夫婦の会話に職場の議論を重ね合わせ、リーダーシップを妨げる障害を箱に例えて論じている。組織の浮沈を左右する意思決定も夫婦の争いを回避する行動も要素に分解すれば同じとする考え方は面白い。2013/07/07

ももたろう

129
人間関係に決定的な影響を与えるほどの素晴らしい本だった。自分が箱の中にいるか外にいるかで、人間関係の全てが変わる。「相手のために何かをしたい」と思った瞬間に、人は箱の外に出る。自分の事を考え続けている限り、人は決して箱の外には出られない。耳が痛いけど、今の自分がまさにそうだ。どうしたら相手のために何かをしたいと思えるのか?まず「私は箱の中に入っているのではないか?」と、疑う事が大事だという。文句や愚痴や批判を言い始めたら、疑うチャンスだろう。次に他者のニーズや希望や心配ごとに想いを馳せることだろう。名著。2016/09/29

とも

114
自分が箱に閉じこもって、病原菌を撒き散らしていたことに気づくことは出来た。 これからどうやって箱の外に居れる時間を増やして行けるか。 世界が変わってしまうようなパラダイムシフトを職場の人にも知って欲しい。が、「すでにそのことを知っている人以外に箱などの言葉を使うな」とあった。 まずは自分自身の生活にこの原則を活かしていこう。2021/02/01

hit4papa

109
自己欺瞞という箱に入っちゃうとよろしくない状況に陥るよ、だから脱出しなきゃね、っていうリーダー向け自己啓発本です。部下にアタリが強いマネジャーを、社長が対話を繰り返すことで、自身のいたらぬ部分=箱にすっぽり入っているのに気づかせるという物語形式の体裁です。コーチングの要素もありますね。マネージャーは、確かによくいる嫌な上司の典型です。箱から出よ!は分かるのですが、他者を許することで、自己犠牲っていう箱に入ってしまうのでは、という疑念がつきまといます。それに、著者がセミナー系の会社というのがなんとも…。2021/09/22

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