内容説明
精神と物質,こころと身体の関係.アポリアと化した〈心身問題〉にベルクソンが挑む.実在論や観念論の枠組みを離れて最初から考え直してみること.そのためには問題の立て方じたいの変更が求められる.身体は生きるために知覚し,精神は純粋記憶のなかで夢みている.生の哲学から見られたときに現れる新たな世界像とは.新訳
目次
凡 例
序 文
第七版への序文
第一章 表象のためにイマージュを選択することについて──身体の役割
現実の行動と可能な行動
表 象
実在論と観念論
イマージュの選択
表象と行動との関係
イマージュと実在
イマージュと感受される感覚
感受される感覚の本性
感受された感覚から切りはなされたイマージュ
イマージュ本来のひろがり
純粋知覚
物質の問題への移行
記憶の問題への移行
物質と記憶
第二章 イマージュの再認について──記憶と脳
記憶のふたつの形態
運動と記憶
記憶と運動
記憶の現実化
第三章 イマージュの存続について──記憶と精神
純粋記憶
現在とはなにか?
無意識について
過去と現在との関係
一般観念と記憶
観念の連合
夢の平面と行動の平面
意識のさまざまな平面
生への注意
心的な均衡
身体の任務
第四章 イマージュの限定ならびに固定について──知覚と物質、こころと身体
二元論の問題
したがうべき方法
知覚と物質
持続と緊張
ひろがりと延長
こころと身体
要約と結論
解説──ベルクソンの〈夢〉
事項索引
人名索引



