家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

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家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

  • 著者名:稲垣えみ子【著】
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • マガジンハウス(2023/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784838732418

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内容説明

自分の面倒を自分でみる
これがほんとうの
お金に頼らない生き方

今の私の目標は、最後まで幸せに生きること、
すなわち死ぬまで家事をやり続ける、自分で自分の面倒をみて生きていくことだ。
そのためには身の丈にあった暮らしをすればいい。
歳をとり体が動かなくなったら、食べるものも、着る物も、住まいも、持ち物も、どんどん小さくしていくだけ。
そう考えたら安心だ。
だって増やすことは難しくとも、減らすことなら誰だって実現可能だから。

デフレ・インフレ・不況災害・老後もなんのその
一人一家事の提案。それで全員が確実に救われる!
人生100年時代のまさかの出口戦略


…………
目次

はじめに 家事なんてなくなればいい?

1 私が手にしたラク家事生活
   私のラク家事メモ①手ぬぐい一本あれば

2 あなたの家事がラクにならない本当の理由
   ・その1 「便利」をやめる
   私のラク家事メモ②「洗わない」という究極の選択
   ・その2 人生の可能性を広げない
   私のラク家事メモ③いきなり一汁一菜はムリな方へのアドバイス
   ・その3 家事の分担をやめましょう
   私のラク家事メモ④ゼロから料理を始めるあなたへのアドバイス

3 家事こそは最大の投資である理由
   私のラク家事メモ⑤生ゴミ堆肥で「一石五鳥」を体感する

4 老後と家事の深い関係

5 老後を救う「ラク家事」
   私のラク家事メモ⑥私の「お手伝いさん」たち
     
6 モノの整理が天王山

7 実録・人はどこまでモノを減らせるか
   その1 怒涛のイメージ作り編
   私のラク家事メモ⑦マジで錆びついていた五感

8 実録・人はどこまでものを減らせるか
   その2 怒涛の実践編
   ・洗面所まわり編 
   ・洋服編 
   ・台所編 
   私のラク家事メモ⑧結局最後は宅配弁当?

9 死ぬまで家事

おわりに 総理、家事してますか?(ラク家事えみ子、政治経済を語る)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

73
稲垣さんの講演を一度聞いたことがある。この本も、目の前で語りかけていらっしゃるように、親しみを感じながら読んだ。家事をラクにするには、とにかくモノを減らすこと。特に便利なモノをやめる。稲垣さんの「自分で自分の面倒をみる」シンプルな衣食住は、冗談抜きで修道女の生活、頭も身体も使って認知症にならない生活に限りなく近付いている。潔い生き方だと思った。2024/01/21

青木 蓮友

69
まあ地獄ってことはないでしょうが。でも、意味はわかります。基本的に「稲垣えみ子」の言うことはまるごと信頼しています。わたし独居だったらぜったい真似していますね、読めば読むほどやってみたくで仕方ないですもん。老後との関連もまさしく真実、頷きながら何回も拍手してしまいました、だってどこから切ってもあまりにその通りで。自分のことが自分でできる幸せ、この幸福はわたしのような専業主婦の幸せそのものでもあります。家事ができなかった母が亡くなって独りになった父、じつは家事が大得意。今が最も栄養状態が良いそうですよ。2024/02/21

yomineko@猫と共に生きる

67
家事は自分で!例:洗濯は自分で!昔はそうやっていたらしいが今は母親に丸投げ。稲垣さんは家電製品等全て捨て昔ながらの生活を送りとても若い!家事は楽しいと思うが、人の分まで押し付けられると苦しくストレスになる。彼女は昔、家事が嫌いで無くなればいいとまで思っていたが自立した生活に家事は必須!と思い直し家事と共存し元気に過ごしておられる。洗濯機があるから洗濯物が増える!分かる!手洗いにすると減るwww際限なく物を売るために仕掛けられた罠に嵌り便利を追求し廃用委縮している我ら。頭脳明晰な著者に頷き同意しつつ読んだ。2023/07/30

ででんでん

63
私と同世代の著者のお母さんは認知症を患い、その際にお母さんを苦しめたのが「家事」だった…。完璧に家事をこなしていた人であればあるほど、病を得た途端、超マルチタスクである家事は、一気に、途方もない難事業となる。そして、良かれと思って寄せられる「便利なもの」が、また困惑の種になる。そんな経験から著者が導き出したシンプル極ラク家事。同居家族もおり、このとおりにするのは無理だし、正直やりたくない。けれどそちらの方向は向いていたい。「どんな状況に置かれても誰だって自分で自分を幸せにすることができる」と私も思いたい。2023/11/06

Hiroshi Ohno

54
「自分で自分の面倒を見れる範囲で生きて行く」老齢一人暮らしでできているつもりでも著者とは突き詰めるレベルが違い過ぎる。できる範囲で追い求めてみよう。本書もある意味断捨離本と言えるがこの類をこれまで何冊読んだことか。いつやるの?いつでしょ?状態絶賛継続中。残すものの基準は「ときめくか」でも「使っているか」でもなく「それがないと死ぬかどうか」。明日は我が身、母の認知症が進行していく過程は読んでいて切なくなる。著者絶賛のこんまり本、改めてまた読んでみようかな。 ☆☆☆☆★2023/11/22

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