ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち

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ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち

  • ISBN:9784022519078

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内容説明

「同級生と話が合わない。なじめたことは一度もない。授業はクソつまらない」……IQ130以上がひとつの基準ともされるギフテッド。強い個性ゆえに周囲になじめない現実を描く。朝日新聞の人気連載「ギフテッド 才能の光と影」を加筆。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

136
何ともモヤモヤした気持ちで読んだ一冊だった。どうやら私はギフテッドの意味を誤解していたようだ。才能において3~10%程度いる存在(クラスで1人~3人)とのことだが、その程度の英才を「ギフテッド」などという言葉で特別視することが、様々な軋轢を生み、「光と影」どころか、本書に紹介されているように、「才能あるが故に嫌な思いをする」という影ばかりに苦しむ不幸な状況を生んでいるのではないだろうか。そして、そういう風潮を助長する先棒を担いでいるのがマス・メディア(著者は朝日新聞記者)だという気がしてならないのだが…。2023/06/28

シャコタンブルー

70
ギフテッドはある種の天才であり、特別な能力を生まれながらにして授けられた特別な人達である。そんな漠然とした思いがあった。第1章で登場する5人のギフテッドは凄い能力がありながらも学校に馴染めず悩み苦しんだ過去を持つ。小学6年生が2年生のクラスにいるような状態だという。授業に出る意味は無く、同級生とは話がまるで合わない。面白く無いから不登校にもなる。現状では彼等の受け皿もそう多くは無く何とも勿体ない気がする。ギフテッドは特異な存在ではなく、才能の領域3%〜10%程度の割合で普通に存在する。2023/06/12

道楽モン

66
発達障害もギフテッドも古来から存在していた。同傾向の一群を、アメリカ精神医学会によるDSM-5がカテゴライズし世界標準として分類した呼称が一般化されただけのこと。障害でも病気でもなく、個性のひとつ。原因はゲノムの一部分の差異でしかない。しかし、その存在は歴史的にも大きい。歴史のエポックを築いた人物の多くはADHDであると検証されているし、ある分野に極端に秀でたギフテッドもしかり。戦争や政治に利用される危険が伴うだけに、社会がどう受け止めるのかは重要。当事者は想像以上に、社会の同調圧力に苦しめられている。2024/09/17

樋口佳之

59
経験を踏まえ、どんな世の中になればいいと思うか」と聞いた。 「ほっといてほしいですね」 即答だった。/ …大人の見守りは当然必要だと思いますけど、普通と違うからと枠にはめようとしたり、周りの子どもと比較したりするのは、やめて…ましてや、ギフテッドだから才能をのばさないといけないとか、才能を見過ごしてはもったいない、といった考えは大きなお世話…その人が、その人らしく生きられるような社会になること/昔々ほとんどの授業で数学の内職している方いたなあ。許されてもいた。困っていないならそっとしておいてあげるが吉では2023/12/11

booklight

56
自分の中ではギフテッドはシンプルに上位数%の頭のいい人たち(才能のある人たち)、という分類。そして頭が良すぎると同年代では話が合わない、授業が合わない。それなりに過ごせる人もいるし、生きづらくなってしまう人もいる。つらい人に合わせたフォローをしてあげればいい。ランの花にたとえた人がいたけど、生育環境の条件があえばきれいな花が咲く。新記者が書いているので、掘り下げは浅く、カバー範囲は社会政策まで広がる。ジャーナリスト特有のカバー範囲で、あまり好みではないのを思い出した(実現しないし、時間がかかるから)。2023/09/23

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