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内容説明
【がんばれば「普通」に届く。だからがんばるしかなくなる】周囲から浮かないようとみんなに合わせ、自分を押し殺し、他人を優先しすぎて疲弊してしまう「過剰適応」。重い発達障害の人は「普通」に合わせられません。合わせることを諦めている人もいます。しかし、軽度の人はがんばれば合わせられるので、必死に努力を続け、気が休まるときがありません。このように日々ストレスにさらされている人はどうしたらラクになるのでしょうか? 過剰適応のメカニズムを紐解き、その対処法を明かします。まわりに合わせようと必死にふるまって、一日が終わるとグッタリしてしまう人に贈る、自分の発達の凸凹を正しく理解し、日々の疲れをとり除きながら生活していく方法。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
manamuse
20
別に「普通」でいようとして疲れてるわけじゃなく、「普通」と違うから疲れる。なんでみんなが自分と違うのか分からない…。特に強い拘りが「順番や位置、手順、ルートなど」コレ。変えられると凄くストレス…そして疲れる。19(火)に2回目の受診で心理検査をするので、ハッキリするだろうと思うと嬉しい!2023/12/17
luckyair
4
他の人が普通にできることを、とても努力してようやくできるようになる。自分は努力しているが他の人から見れば普通なので、その努力も評価されないどころか、もっと頑張れという風になってしまう。さらにその時ありがちなのが、自分は頑張っていると自分で言ってしまうと、より一層叩きのめされてしまうことが多い。このような苦しさを感じている職場は、環境調整をした方がいいし、自分で頑張りすぎないようにツールや道具を使ったりして楽をしたり、時にはやり過ぎないように歯止めをかけるのも必要。★★☆2023/07/24
貧家ピー
3
発達障害・グレーゾーンの人が、周囲から浮かないようとみんなに合わせ、他人を優先しすぎて疲弊してしまう「過剰適応」。脳への負担を軽減する日常の過ごし方、睡眠障害を軽くする解説など、日々の疲れを解消しながら生活する方法を指南してくれる。2023/12/30
月と星
2
★★★★〈過剰適応〉がんばれば「普通」に届く。だからがんばるしかなくなる。努力しているからこそ障害に気づかれない。他人にはできて普通。当たり前。本人は限界ギリギリの努力。2023/10/03
秋子
1
タイトル通り、発達障害者が日常に疲れた時に読む本。 主に仕事で疲れてしまった成人の発達障害者に向けての本なので、前半は発達障害が抱えやすい困り感についての記載、後半は対処法やセルフケアについての記載がされている。 支援者の支援も大切だが、セルフケアはもっと重要。 当事者向けだが、支援者にも読んでもらいたいと思った一冊。2024/01/06