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内容説明
欧州最高の知性、ジャック・アタリ絶賛の書! あのベストセラー『死は存在しない』(光文社新書)の著者による未来論。弁証法と複雑系の思想によって、パンデミック、AI、遺伝子工学、資本主義、民主主義、宗教、科学、アート、そして「不死」の未来を縦横に語る。第一部 未来を予見する「十二の洞察」/第二部 未来を予見する「五つの法則」/第三部 人類が直面する「五つの危機」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スリカータ
15
分厚い本で横書きで改行が多く、散文詩を読んでいるような構成。田坂さんの著書にしては読みにくいな…特別な意図があるのかと思いながらページを捲った。読み終えて気付いた。読み手それぞれが考え、思いを馳せながら読み進められるように敢えて改行たっぷりの空間を取る構成にしたのかもしれない。巻末にコンパクトなまとめがあるので、時間がない方はそちらだけ読んでもOKだと思う。2023/08/04
やましん
10
トップポイントで概略だけ確認。自分は学生時代に京都大学の藤井聡先生に師事したが、師は理系教授と思えないほど人文系の知識にも明るい人だった。著者も同様に理系教授だけにとどまらない、幅広い教養を湛えた方のようにお見受けする。著者も表紙の写真を見る限り藤井先生と同年代の様だがヘーゲルの弁証法を取り上げる当たり、この年代の人達にバズった概念なのだろうか。本書で紹介される「螺旋的プロセス」は古いものが新たな価値を伴って復活する法則とのことだが、新たな価値がいいものとは限らないので進化論的な見方はすべきでないだろう。2023/10/03
はまななゆみ
4
「矛盾が世界の発展の原動力」とは目から鱗でした。戦争や温暖化等、気が重たくなる事がありますが、明るい将来の可能性を感じることができました。2023/09/12
tsu78
1
宗教や政治、戦争など疑問だったこたについて、はじめて、回答と思える内容に出会えた2023/07/17
happy3939
1
めちゃくちゃわかりやすいし、内容が深い! 経営者全員読むべき本2023/06/09