まもれ最前線! 陸海空自衛隊アンソロジー

個数:1
紙書籍版価格
¥1,870
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

まもれ最前線! 陸海空自衛隊アンソロジー

  • 著者名:神家正成/山本賀代/福田和代
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 光文社(2023/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334915193

ファイル: /

内容説明

陸海空、それぞれの自衛隊を舞台に、自衛隊員たちを描いた3作品で編む日本で初めてのアンソロジーが登場! 収録作品【陸上自衛隊】元自衛官の神家正成「迷彩の天使」。【海上自衛隊】旧日本海軍の祖父をもつ山本賀代「氷海」。【航空自衛隊】自衛隊の深い取材を続けてきた福田和代「空のプライド」。「新型コロナ下」という限界状況を設定し、各自衛隊の特性特徴を活かした読み応えあふれる新しいエンターテインメント!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

65
神家正成さん「迷彩の天使」山本賀代さん「氷海」福田和代さん「空のプライド」新型コロナ下の陸海空の各自衛官の活躍を描いたアンソロジー。山本賀代さんは初読み。ダイヤモンドプリンセス号に派遣された女性看護官、南極昭和基地へ前代未聞の無寄港無補給航海に出た砕氷船に乗り込む若手航海士、領空侵犯対応のため24時間待機する飛行隊パイロット。自衛隊テーマのお仕事小説、面白く読了!2023/06/25

yukision

62
陸海空自衛隊それぞれのコロナ禍を3人の作家さんが描くアンソロジー。山本賀代さんの,砕氷艦内での人間模様を描いた『氷海』,福田和代さんの,緊急発進の戦闘機が被ったバードストライクの謎を描いた『空のプライド』どちらも楽しめたが,中でも神家正成さんの『迷彩の天使』が良かった。ダイヤモンドプリンセス号内での女性看護官の奮闘をあの当時報道されていた過酷な状況を思い出しながら読むと,一層こみ上げてくるものがあった。2023/12/13

ぶんこ

44
陸自のナース畠山は東海豪雨での被災時に陸自の看護官に助けられたことで自衛官に。海自の三津田は東日本大震災での海自の働きを見て入隊。空自のペッパーは警察官だった父にヒーローになるなと反対された。自衛官になった経緯はそれぞれですが、国民を守るという精神は同じ。ダイヤモンドプリンセスでのコロナ感染に出動した看護官の働きと、周囲の無理解は想像を絶するものでした。安易な批判が、命の危険をおいながらも奮闘する人々や、その家族までをも傷つけていることを知りました。陸海空の自衛官に感謝を新たにしました。2023/06/08

rosetta

35
★★★☆☆三人の作家による陸海空、三軍の自衛隊をテーマにしたアンソロジー。どれにもコロナの影響が色濃く全面に押し出されていてウザい。最前線というタイトルだと国防の事だと思わされるがそれとは裏腹に、陸ではダイヤモンドプリンセス号でPCR検査に携わる看護官の話、海では南極に向かう砕氷船の話、空でやっとスクランブル発進に備えるパイロットの話になるがテーマはバードストライクに始まるミステリ。まあ今の自衛官の主な出動は災害対応だからしょうがないのかもとは思うけど、イマイチ期待した内容ではなかった。悪くは無いんだけど2023/04/20

ひさか

31
2023年3月光文社刊。書き下ろし。神家正成:迷彩の天使、山本賀代:氷海、福田和代:空のプライド、の3編のアンソロジー。陸、海、空の自衛隊を主人公にしてコロナ禍のクルーズ船、南極観測船、福岡県築城基地航空自衛隊のスクランブルという世界が描かれておりいずれも興味深い。陸と海は自衛隊員の職務がテーマになっていて、登場する隊員たちの取り組みにエールを送りたくなる。空の話はハトとの衝突事故から始まるミステリーがテーマで少し趣きが異なっていた。福田さんらしい展開だ。2023/04/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20952352
  • ご注意事項