岩波ジュニア新書<br> 読解力をきたえる英語名文30

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岩波ジュニア新書
読解力をきたえる英語名文30

  • 著者名:行方昭夫
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 岩波書店(2023/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784005009602

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内容説明

英語力の基本は「読む力」.上達のコツは良い例題にくり返し取り組んで,日本語に訳してみることです.新聞コラムや心に響くエッセイ,あの小説の名シーンまで,この一冊で英語を読む力が身につく,とっておきの例文30題.和訳にチャレンジする生徒と先生の対話形式で,英文読解の基礎から応用までじっくり学べます.

目次

はじめに
英文に慣れるための基礎
1 母の亡霊(ラフカディオ・ハーン)
2 物には名がある!(ヘレン・ケラー)
3 家出をしたものの(ベンジャミン・フランクリン)
4 子供の夢(マーク・トウェイン)
5 犯人じゃない!(コナン・ドイル)
6 食べ物の趣味(A・A・ミルン)
7 動物園(E・V・ルーカス)
8 都会人は自然を知らない(ロバート・リンド)
9 よく観察せよ!(ジュリアン・ハクスレー)
10 読むの大好き(サマセット・モーム)
コラム1 多読のすすめ
コラム2 イディオムの知識
じっくり読解力をきたえる
11 「プリーズ」を忘れたら(A・G・ガードナー)
12 犬の寿命(E・V・ルーカス)
13 心の葛藤(アーノルド・J・トインビー)
14 シニカルだと言うけれど(サマセット・モーム)
15 思うだに震える(ロバート・リンド)
16 自分自身で考える(A・G・ガードナー)
17 運命のいたずら(ナサニエル・ホーソーン)
18 仕事の効用(バートランド・ラッセル)
19 なぜ海外旅行に行くのか?(オールダス・ハクスレー)
20 セロリと秋(A・A・ミルン)
〔コラム3〕コンテクストは大事
〔コラム4〕描出話法
応用力を身に付ける
21 絵を描く(ウィンストン・チャーチル)
22 遅刻は悪徳ならず(ロバート・リンド)
23 子供のしつけ(バートランド・ラッセル)
24 アメリカ娘(ヘンリー・ジェイムズ)
25 私の信条(E・M・フォースター)
26 風と共に去りぬ(マーガレット・ミッチェル)
27 二十過ぎればただの人(オールダス・ハクスレー)
28 言論の自由(J・B・ベリー)
29 郊外生活(A・A・ミルン)
30 川の流れ(サマセット・モーム)
英文出典リスト
おわりに
イラスト:平井きわ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

43
受験に使われる英文て結構難しい(し、面白くない) ラッセルとかハクスレーとか。2023/02/24

Aminadab

24
行方読解本の最新刊。「おわりに」によると、2012年、同じジュニア新書から『解釈に強くなるための英文50』を出したとき、ジュニアといえば高校生だが受験生にもこんなに優秀なのがいるものか、と言われたので、初学者寄りに10年かけて練り直したという。しかしこの本で注目すべきはむしろ、「描出話法」を116~8ページのコラムで単元として説明し、「ステップ3」26(『風と共に去りぬ』)や30(モーム)でそれを演習していること。高校生にとってはかえって難易度が上がっているのでは、と思う半面この方針には私は大賛成です。 2023/01/13

猫丸

11
前世紀の記憶を辿れば、たしか行方先生は我ら1988年入学一年生7組の担任教官であったはず。果たして大学に「担任」などという制度があったのか自体が疑問なのだが、僕の記憶ではそうなっている。授業は「欲望という名の電車」講読だった。今思えば、行方先生ずいぶん攻めたセレクトですね。本書あとがきに「これがたぶん生涯最後の著作」とあるのは寂しい物言いである。2024年現在93歳。またまだ活躍していただきたい。この本は我が子の英語の勉強にどうかと思い、先に自分で読んでみたのだが、中高生にはいくぶん難しいのではないか。2024/02/09

くまこう

11
それなりに英語は勉強してきてリーディング能力を強化したいと思い購入してみました。高校生をターゲットにしているようですが、結構難しいと思います。TOEICの勉強を中心にやっているのでそれと比べると単語や文法的にわかりにくい文章が選ばれています。しかし日本語への訳し方や注釈も載せられているので、この一冊でかなりの勉強になると思います。一回読んだだけでは完全に身についたとはいえないので、身につくまで繰り返し読みたいと思います。2022/12/24

iwtn_

4
そういや今年は英語の多読をしようといくらか読んでいたはずが、少し忙しくなると忘れてしまい、気付いてはいたが目をそらし続けた一年だった。この本も反省のために買ったが、数ヶ月ほどは積まれていたという次第。でもーChatGPTが全部なんとかしてくれるってー、という悪魔が心の中にいることを否定できない。 読んでいて、語彙と文法と慣用句の知識が絶対的に足りてない、つまり全部じゃんと思った。しかも流し読み。アメリカのドラマを字幕付きで見ることでなんとなく音はわかるが、英文を書くなど夢のまた夢……でもAIが…… 2023/12/26

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