オルタナティブ

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

オルタナティブ

  • 著者名:永野【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • リットーミュージック(2023/02発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784845638666

ファイル: /

内容説明

落ちこぼれ芸人・永野に寄り添った人、音楽、映画たち

芸能界きってのロックフリークであり、自身のYouTubeチャンネルで繰り広げる音楽トークも人気を博している永野。本書は、2021年に初の書籍『僕はロックなんか聴いてきた?ゴッホより普通にニルヴァーナが好き!?』を出版し注目を集めた彼のオルタナティブなエッセイだ。ギターウルフ、BUCK-TICK、D.O、50セント、エミネム、ニルヴァーナ、レッチリ、U2、『ダークナイト』、オリバー・ストーン、ファレリー兄弟、『稲村ジェーン』......亜流すぎる芸人・永野が世に放つオルタナティブ論に魂が震える!

【CONTENTS】
・金持ちになって言いたいことがなくなって新曲を作らなくなった50セントこそオルタナだと思う
・「普通こそが格好いい」という圧が鬱陶しいし、普通は死ぬほど退屈だ
・地元に残ってレペゼンという今だからこそ1回故郷を飛び出して北へ向かおう
・孤独こそがオルタナを作り、誰も信じていない奴が世界を平和にする
・ジョーカーという共感装置
・表からは見えない、深いところにある業のようなものこそがオルタナなんだと思う
・究極的には自己満足で人を楽しませられる奴が一番強い
・人生の無駄な時間にこそオルタナは宿る
・D.Oという男
・本物になろうとしてる奴は時に本物より異常なのかもしれない
・BUCK-TICKに救われた話
・オルタナは自分が落ちてる時に助けてくれた人のことは忘れない
・結局余裕がある人が良いものを作る。ビッグマネーを掴んだ後何をやったかが面白い
・一生忘れられない一発をくれたんだからもっと凄い二発目もくれ!
・無理こそ愛おしい、嘘こそ愛おしい、不器用こそ愛おしい

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

23
今現在の芸人の中では、分かりやすく目が濁っていて信用できる人。このまま太く短く数年で燃え付きたら見事なので見守りたい。2024/02/04

夢の中で枕濡らし

13
永野先生のご半生がお赤裸々に海外のアーティストになぞらえてご自身の言葉で語られていく。なんとなく表紙の永野先生がイカのようにさえ見えてくる。ヤリイカ、モンゴイカ、ホタルイカ。イカにも色々あるけれど、最も感じるのはセカイカン。このセカイカンを世界観と漢字にするか悩んで結局カタカナにした人にはないもの。洋楽と洋画の知識がつく。2023/04/10

パンダ女

6
たまたま見た永野がヴィレバンで買い物しながらサブカルを語る動画が面白くて彼に興味が湧いたので読んでみた。映画も音楽も知らない作品ばかりだったけど面白い人が推すものは観たくなるし聞きたくなる。稲村ジェーン、ニルヴァーナ、D.Oなど。 30代の記憶がないらしい。妻子持ちより独身でかわいそうな男といると安心すると正直に書いてた。芸能界怖い。2024/03/20

芋猫

4
オルタナティブロックと共に生きてきた永野が、音楽に限らず‘オルタナティブ’を語った本。音楽や映画の話は出てくるけど自伝に近い。世間に馴染めてない感覚を抱きながら不良になるわけでもなく悶々としているから、違う世界を見せてくれるロックや映画に逃避する気持ち、凄くよく分かる。J-POPや青春パンクじゃダメなんだけど、黒人のHIP-HOPはレベル違いすぎて参りましたしてしまうとか、分かりすぎる笑。本当にキツくなるまで落ちたのは不幸かもしれないけど、「これに救われた」と言えるものがあるのは幸せなのかもと思った。2024/01/23

ばり

3
コピーは純粋で美しい。確かに。2024/03/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20642283
  • ご注意事項