第4の波 ~大前流「21世紀型経済理論」~

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第4の波 ~大前流「21世紀型経済理論」~

  • 著者名:大前研一【著】
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • 小学館(2023/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093888844

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内容説明

トフラーなら「この波」を予測したはずだ。

なぜ日本人の給料は上がらないのか?
それは「第4の波」を理解していないからだ――。

かつて未来学者のアルビン・トフラーは、世界的ベストセラー『第3の波』において、近現代の文明を支配していた巨大な潮流と、1980年代以降の世界の変化の波を、ものの見事に分析してみせた。「第1の波」=農業革命、「第2の波」=産業革命に続き、「第3の波」=情報革命によってもたらされる情報化社会の到来を予見したのだった。

そして今、トフラーと親交があり、互いを認め合った世界的経営コンサルタントが、畏友の考え方をヒントにして、最新の世界潮流を解説する――。

〈現在は、トフラー氏が生きていた時代には予想すらされていなかった技術やシステムが登場し、「第4の波」というべき全く新しい社会が到来している。もし今もトフラー氏が生きていたら、この「第4の波」について考察し、新たな著書を執筆していたに違いない。だから、亡き友に代わって私がそのテーマに取り組みたいと考えたのである。〉――プロローグ

「第4の波」とは何か? それは21世紀に入って劇的に進化した「AI(人工知能)&スマホ革命」が世の中にもたらす変化であり、21世紀は、いち早くこの波の特徴を捉えた者が富を独占する。だが、AIが人類の知能を超える「シンギュラリティ(技術的特異点)」へと達する「第4の波」の後半には、大規模なレイオフ(解雇)が発生すると予想される。
果たして、この「第4の波」の激変の中で活躍できるのは、どのような人材なのか?
そして、AIに置き換えられない仕事とは――。

21世紀に生き残るために、来たるべき未来の「図式」を提示する「希望の書」。

(底本 2023年2月発売作品)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

11
デジタル技術によるビジネスの加速。日本は人間のスピード感を手放せないでいるので2周回遅れ。さて、どうなることやら。2023/03/08

黒頭巾ちゃん

4
良書▼第4の波→AI&スマホのサイバー革命▼尖った会社(スパイク企業)や人材が生きる時代▼GAAFAやテスラが勝ち組▼個人ではRPAスキルをつける2023/09/07

juneberry

3
日本では、大きな家に住みたいと思う欲望があまりなく、将来不安が大きく、日本が世界に誇れる分野はアニメや音楽スポーツなどで、文部科学省縛りがないところであるとのこと。偏差値はある時期の試験の結果にすぎないけれど、それが若者が野心を持つことを妨害して、自分の能力にブレーキをかけている。日本では、老後が不安で死ぬ時に一番資産が多いという状況が多いと。日本企業が首切りをできないことも社会が変わりにくい理由だと思った。2023/11/25

Shiro

2
農業革命、産業革命、情報革命に続く第四の波としてサイバー(AI・スマホ)による革命が来る点、そこではAIやデータ・RPA等を使って何かを生み出すこと、AI・ロボットに置き換えられない仕事をすることが重要である点、そのため今後はいわゆるスパイク型の人材・組織が重要である点等がファクトとともに語られている。いずれもその通りではあるが、幅広い層向けの分かりやすさを優先させたためか、やや新規性や内容の深さの点で物足りない2023/07/20

Yuji Terazawa

1
【 2023年読書日記・その20 】 AI&スマホ革命によって、私たちの生活はどうなるのか? 何らか創造するような人間にしかできないことをするか、さもなくばエッセンシャルワーカーになるか。どうやらこの二択のようだ。 中流が崩壊したと言われて久しいが、これによって中流は本当に絶滅するのではないか。そんなことを考えた。2023/09/29

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