人間のはじまりを生きてみる 四万年の意識をたどる冒険

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人間のはじまりを生きてみる 四万年の意識をたどる冒険

  • ISBN:9784309208732

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内容説明

震え飢える狩猟採集時代、家畜と農耕に縛られる新石器時代、自然に別れを告げる啓蒙時代。息子と二人で森に入った奇才作家が、人類の歩みを実際に体験する、哲学サバイバルエッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SNagai

1
人類が狩猟採集生活をしていた旧石器時代後半、定住/農耕/言葉/「わたし」という概念を得たと思われる新石器時代、の生活を想像し実践してみて感じたことが記録されている。筆者によれば狩猟採集時代の人類はその後の人類よりもずっと感覚が鋭敏であったようだ。そして自身が自然の一部であることを当然に理解していた。啓蒙主義の時代への言及が最後にあるが、心が物質を超えたものであるはずだという筆者の考えが明確にされている。2023/03/04

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