内容説明
チームを不安定にするのも円滑にするのも、リズム次第。リズムが高鳴ればチームも高鳴り、リズムがずれればチームもずれる。みんなで調子に乗って、強いチームを作ろう。
イノベーティブになれる環境作りを「リズム」という観点から考え、職場で導入できるリズムワークを紹介。
【本書における分担】
◆組織論とチーム作り:金井 壽宏(立命館大学食マネジメント学部教授)
◆リズムの作り方:橋田ペッカー正人(ドラムサークルファシリテーター)
◆リズムワークの作成:加藤 恭子(芝浦工業大学デザイン工学部准教授)
【こんな人に最適】
・チームの士気が高まらない
・働くのに疲れてしまった
・部下や同僚と話が通じない
・頑張っているのに売り上げが上がらない
・チームがばらばらな気がする
目次
日本にはなぜイノベーションが必要なのか
本書を読むうえで知っておいてほしい言葉
■第1章 強いチームとは何か
「強い」って、何だろう?
一体化させるのか、個性を最大化させるのか
うまくいかないのはメンバーのせいではない
チームは組織で戦うこと、協働すること
人が集まれば「リズム」が生まれる
良いチームとダメなチームの違い
「リズム」を意識すれば理想のチームが作れる
「リズム」と「ビジネス」をつなぐ6つのキーワード
■第2章 元気で強いチームの作り方
勝ちにいくチームなのか、戦わないチームなのか
チームに「絆」は必要か?
個性を犠牲にしない一体感とは?
リズムを合わせるとアイデアが生まれる
助け合えるチームこそが最強
元気なチームはよく笑う
褒める内容は大雑把でいい
成果ではなく価値を認め合う
今までにないものを生み出す力を持つ
■第3章 チームを作るにはリズムを作ろう
はじまりは「コーヒー・ルンバ」
ドラムサークルとの出会い
リズムは人を笑顔にさせる
人間は生まれてくる前からリズムを刻んでいる
日本人はリズム感が悪い?
リズムは生活の中にあふれてる
リズムの乱れは健康に影響を与える
鼓動のリズムに合わせて生きる
リズムの調整はリスクマネジメント
チームビルディングのためのリズム
リズムと労働の関係
リズムは見えない資源(エネルギー源)である
AI 時代にこそドラムの力が生きる
同期(シンクロ)と社会的適合
「間が悪い」の解決法
リズムの活用で作業効率とモチベーションアップ
ドラムサークルをやると眠くなる?
企業の最大の悩みは世代間のコミュニケーショントラブル
ピラミッド型組織の弊害
ミュージシャン流・チームビルディングの真髄
ドラムサークルが企業に寄与するもの
関係性の「質」を高める
他
■第4章 リズムワークをやってみよう
0から1を生み出すアプローチに向けて
ワーク1 サークル(輪)になって座ろう!
ワーク2 テンション上がった 出来事シャカシャカ!
ワーク3 シェイカーテイク&パス
ワーク4 ビート・コネクション
ワーク5 リズムでイイネ~!
ワーク6 フォロー・ザ・リーダー
ワーク7 ドラムサークル版“コール&レスポンス”
ワーク8 ドラムサークル版“山手線ゲーム”
ワーク9 ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン
ワーク10 シェイカーテイク&パス
ワーク11 サウンドスケープ
ワーク12 お好きにどうぞ♪のセッション