日本昭和トンデモVHS大全

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日本昭和トンデモVHS大全

  • ISBN:9784777829606

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内容説明

昭和の時代、種々雑多に巷に溢れていた
チープでエキセントリックなB級ビデオ作品
“トンデモVHS”の世界にフォーカスした前代未聞の一冊!

【内容紹介】
かつてはどの街にもレンタルビデオ店が存在していたものですが、ハリウッド大作や日本映画などの有名作品に混じって、得体の知れないビデオも山のように並べられていました。見たことも聞いたこともない俳優が出演する映画、劇場公開されてはいないであろうB級作品、AVではないものの全編お色気要素いっぱいのエロ系……などなど。それらの多くは画質は劣悪で、ストーリーも何だかよくわからないような適当な内容だったりしたものです。あのキテレツな作品群は一体何だったのかーーー
本書では、B級&トンデモ感満載、チープで笑える数多のVHSビデオ作品について、カルチャーとしての総論から各論、そして各タイトルについてサブカルチックに解説していきます。それら“トンデモVHS”の正体に迫り、昭和当時の大衆文化の一面を振り返る一冊です。

【構成】(予定)
洋画編
PART1 ホラー映画
PART2 アクション映画(1)
PART3 トンデモSF映画(1)
PART4 コメディ映画
PART5 アクション映画(2)
PART6 トンデモSF映画(2)
PART7 エロチック映画
邦画編
ミニ特集・各種コラムも多数!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kei-zu

19
このジャケット見たことあるよと、どのページにも懐かしい写真が並ぶ。 TSUTAYAに駆逐される前、町のレンタルビデオ店に並んだ怪しげな映画たち。当時を知らない方には、有名アクション映画にちなんだ「ランボー者」というビデオがあったと説明すれば雰囲気はわかっていただけるでしょうか。 アクション、ホラー、カンフー、ニンジャ等々。それぞれ内容の紹介もあり、地雷と思って手を伸ばさなかった当時の自分の判断の正しさを改めて感じます。 可能であれば、本を広げて仲間たち(どんなよ)と酒を飲みながら、わいわいと読みたい。2022/10/16

かやは

4
落ち着く……私の家……(違うよ!?)▽正直に書くと、紹介されているビデオはほとんど知ってますし実物を見てきてますが、実際に映像を見たのはほんの一握りです。パッケージが良すぎて見るだけで満足してました。▽「ロボ道士 エルム街のキョンシー」というタイトルセンスは後世に残したい。▽最近のネット配信はこういう楽しみ方が出来ないのが残念ですね。あと映画がきれいすぎる(ギニーピッグとか配信されてないんでしょ?)。2023/02/24

ドント

3
70年代から2000年前後にかけて開花した「ビデオ」という媒体はレンタルビデオ店の普及も相まって需要が爆発的に伸びた。需要があるので、とにかく供給をせねばならない。いや供給しときゃいいんだ! 名作やヒット作じゃ足りんのだ! 便乗しとけ! とりあえず映画とかどんどん買ってどんどんビデオにしろ! という勢い任せの精神で、お店にはわけのわからない映画が沢山並ぶことになった。そんな古き時代の「は?」「え?」「何?」な映画をゾロゾロ並べた一冊。30作くらいしか観ておらず勉強不足を恥じる。2022/10/28

チョビ

2
VHSってビデオの規格じゃないの?…どうやら違うらしい、要するに今で言うところのVシネだろうか。しかし、ビデオということは、80年代〜に作られたもの。とにかく「なんだこれはー。」と言いたくなるB,Cクラス感は、マニアには良き時代に見えるのかな?いや、本当になんでもアリよ、あの「全裸監督」や疑惑の元野党首も関わり合いがあったんですねえ。そりゃあ「二番でいいじゃん」になるよね、感覚。2023/02/19

コマンドー者

1
80年代後半の狂乱のビデオバブル期に出た今では閲覧不可能なC級作品のビデオジャケをジャンルごとに紹介している。詳細な作品データがないのが惜しいが、当時のジャケは見ているだけでその胡散臭い魅力に圧倒される。2023/02/14

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