中公新書ラクレ<br> 見えないものを見る「抽象の目」 「具体の谷」からの脱出

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中公新書ラクレ
見えないものを見る「抽象の目」 「具体の谷」からの脱出

  • 著者名:細谷功【著】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 中央公論新社(2022/10発売)
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  • ポイント 320pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121507754

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内容説明

本書は、ベストセラー『地頭力を鍛える』によって広く認知される「地頭力」や「アナロジー思考」、「Why型思考」等の思考力に関する著作で読者を獲得してきた細谷氏の最新書き下ろし。
私たちの生きる世界は、VUCAと言われる不確実で先の見えない時代に突入したと言われています。2020年初頭からコロナやウクライナ紛争など思いもよらない事態を招き、日常生活ではスマホの普及やGAFAMと呼ばれるプラットフォーマーの台頭等により、デジタルを中心とした「見えないもの」に支配されているのです。これまで、日本では「見えるもの」を作る技術を強みにしてきた企業も多く存在してきましたが、これからの時代を生き残るには、「見えないもの」をいかに見えるようにするかが鍵となります。

本書では、著者が思考力を鍛えるために用いる「具体と抽象」のテーマに当てはめながら、この「見えないもの」を見えるようにするための考え方を提供します。
いくつもの事例を読み進めることで、これまで見えなくなっていた視野が広がり、日々のコミュニケーションや仕事の計画等に関する悩みを解消するとともに、未来に向けて将来像を描くためのツールになる1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

原玉幸子

19
帰宅を急ぐ足で、普通は選ばない自己啓発・ノウハウ本を焦って買って失敗しました。「本は選好みせずに色々読んで、色々吸収すべき」と自分を鼓舞して向き合おうとしましたが、ソクラテスの「無知の知」を言い換えた(だけの)「無知の無知」や、0・1・n・∞次元其々を著者流に概念化した「あほな大衆」への批判的な説明には「はぁ?」と首を傾げるもので、哲学者程には哲学でないし、社会学者程には社会分析になっておらず、思いとしては「嘘でも騙すことでもいいので、もう少し面白可笑しく語って欲しい」でした。(●2022年・冬)2022/11/19

まゆまゆ

14
見えない抽象の世界が広がっているのに、未だに見えるものからしか考えない私達の視野は狭まっていて、それらのギャップが様々な問題を起こしていることを語る内容。確かにニュースサイトを始めとする情報の細分化によって限られた情報しか見なくなり、抽象的な視座を持てなくなっている気がする……ゼロ次元、1次元、n次元の話はわかりやすかった。2023/03/06

あまね

13
途中、挫折しそうになりつつ、なんとか読了です。5章くらいから『これは、仏教の曼荼羅と同じ見方、考え方をするといいってことかな⁉️』と思えたところから、面白くなりました。『無知の知』は、これから是非とも心掛けたいところです。2023/04/03

あらた

6
具体抽象トレーニングに感動してこちらも購入したが、少々期待外れだった

gotomegu

5
具体⇄抽象といえば、細谷さん。新しく出たので。抽象と具体をピラミッドで表し、高くなるほど見えるものが広くなると例えることが多い。対して本書は、谷と視野の広さで表現。カヤックも、見る範囲が狭く、意識することが至近になるほど、コントロールが難しくなる。抽象化には次元があるのだと知った。抽象化した要素の関係性を、平面に、立体に、時間軸で考えられるということかな?2022/10/09

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