目でみる日本史

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目でみる日本史

  • 著者名:岡部敬史【文】/山出高士【写真】
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 東京書籍(2022/07発売)
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  • ISBN:9784487816309

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内容説明

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歴史的人物が見た風景を、その人が見た視点にこだわって撮影し、周辺雑学とともに紹介する写真集。
取り上げるのは、柿本人麻呂、紫式部、北条泰時など古代・中世の人物から、織田信長、徳川家康、小早川秀秋などの武将、そして、吉田松陰、吉田茂、三島由紀夫など現代史の人物まで、34名。
人物は、編年的に配列し、ページをたどりながら日本史のおおまかな流れを感じることもできる。雑学や周辺のコラムも充実。臨場感のある「日本史」への新しいアプローチとなる本。

目次

はじめに
もくじ
年表風もくじ
Part.1 古代から中世の人
1 弥生人 # 弥生時代
2 中大兄皇子 # 飛鳥時代
3 持統天皇 # 飛鳥時代
【Column】1 石舞台古墳探訪記 ~素晴らしき奈良~
4 柿本人麻呂 # 飛鳥時代
5 清少納言 # 平安時代
【Column】2 同じ山を見ていたなんて ~歴史を身近に感じるコト~
6 紫式部 # 平安時代
7 平清盛 # 平安時代
8 源頼朝 # 平安時代・# 鎌倉時代
9 北条泰時 # 平安時代・# 鎌倉時代
10 竹崎季長 # 鎌倉時代
Part.2 戦国から幕末の人
11 朝倉義景 # 室町時代
【Column】3 意外と知らない「室町時代」の基礎知識 ~鞆幕府とは何か?~
12 織田信長 # 室町時代・# 安土桃山時代
13 豊臣秀吉 # 室町時代・# 安土桃山時代
14 徳川家康 # 室町時代・# 安土桃山時代・# 江戸時代
【Column】4 歴史上の人物が愛した温泉で一番のおすすめはどこ? ~上永哲矢さんに聞いてみた~
15 佐々木小次郎 # 安土桃山時代・# 江戸時代
16 石田三成 # 室町時代・# 安土桃山時代
17 小早川秀秋 # 安土桃山時代
【Column】5 「関ケ原」紀行 ~三成と家康の距離感がわかるという価値~
18 真田信繁 # 室町時代・# 安土桃山時代・# 江戸時代
19 平田靱負 # 江戸時代
20 江川太郎左衛門英龍 # 江戸時代
21 勝 海舟 # 江戸時代・# 明治時代
【Column】6 昔の人はどうやって「大井川」を渡っていたのか?
22 吉田松陰 # 江戸時代
23 近藤 勇 # 江戸時代
【Column】7 「あの人が歩いた道を歩く」という歴史体験
Part.3 近現代の人
24 福沢諭吉 # 江戸時代・# 明治時代
25 山縣有朋 # 江戸時代・# 明治時代・# 大正時代
26 西郷従道 # 江戸時代・# 明治時代
27 東郷平八郎 # 江戸時代・# 明治時代・# 大正時代・# 昭和時代
【Column】8 美しきラピュタ。広島の近代軍事遺産「三高山堡塁跡」に行ってきた
28 夏目漱石 # 江戸時代・# 明治時代・# 大正時代
29 フランク・ロイド・ライト # 江戸時代・# 明治時代・# 大正時代・# 昭和時代
【Column】9 「博物館 明治村」には、なぜ貴重な建物がたくさんあるのか?
30 正岡子規 # 江戸時代・# 明治時代
31 吉田 茂 # 明治時代・# 大正時代・# 昭和時代
32 川端康成 # 明治時代・# 大正時代・# 昭和時代
33 太宰 治 # 明治時代・# 大正時代・# 昭和時代
34 三島由紀夫 # 大正時代・# 昭和時代
おわりに
撮影協力&主要参考文献
著者プロフィール

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡部敬史/おかべたかし

168
歴史上の人物が見たであろう景色を見てみようという企画ですが、これがその人物とシンクロする感じがあって最高です。けっして博物館では味わえない興奮。山出さんの写真は素晴らしいですが、実際には行かないと感じられないもの多々なので、ぜひこの本をガイドにして行ってみてください。おすすめは吉田松陰が黒船に密航しようとした静岡の下田湾、正岡子規の子規庵、そして何より関ヶ原でしょうか。まだまだ行ってみたいところ多々なので、ぜひ買っていただき続編を作りたいと思っています。よろしくお願いします。2022/07/04

trazom

138
冒頭に、「この本のコンセプトは「歴史上の人物が見た風景を見に行くこと」」とある。弥生人から昭和まで34人の場面がある。写真は美しく、文章は温かくて、ページをめくりながら心がホッコリとなる。清少納言の「やうやう白くなりゆく山ぎは」とは、東山の稜線だったのかと知る。夜の下田湾の青暗い写真から、ボーハタン号に乗込もうとした吉田松陰の気持ちを想像する。最も胸を打ったのは子規庵。畳の高さから撮影された写真を見ながら、これが「病牀六尺」の子規の目に映る風景だったのかと胸が締め付けられる。目でみる日本史は、心に染みる。2022/08/07

みかん🍊

106
日本史にはあまり詳しくないのですが、古代は奈良や京都、戦国時代は関ヶ原などの滋賀や岐阜、そしてたまに行く明治村と馴染みのある場所が紹介されていて、明治村が社会文化の向上という高尚な志の元作られたとは知らず観光地として行っていました、帝国ホテルもとても素晴らしい建築だったのでもっとゆっくり見て回りたいと思います、飛鳥や吉野近辺にもたまに行くので日本史に思いをはせながら見てみたいです。2022/09/23

けんとまん1007

98
確かに、言われてみれば。もちろん、全く同じということではないが、こんな風景を見ていたんだなあ~と。同じ風景であっても、その時の立場・心情によって、見え方も見るものも違うだろうと思う。果たして、どんな風に見えていたのだろう・・・想像が広がる。2022/08/28

keroppi

82
歴史上の人物が見た風景を辿る。もちろん、その頃とは風景は変わっているのだろうけど、それを置いても楽しめる。視線の位置や、スケール感は、なんとなく伝わってくる。もっと感じるためには、そこに行くしかないんだろう。日本を旅する時、こんな視点で風景を見つめる楽しみ方もあるんだなと思った。2023/01/28

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