都市をたたむ

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都市をたたむ

  • 著者名:饗庭伸
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 花伝社(2022/06発売)
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  • ISBN:9784763407627

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内容説明

人口減少社会において都市空間はどう変化していくか──
縮小する時代のための都市計画を提起

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

33
☆☆☆ 都市開発に対して、しっかり腰が据わった視点で書かれている本。かなり硬い内容なので、正直面白いと思って読むことは出来なかったが、少子高齢化、人口減少が進む今後の日本の都市設計のあり方を真剣に考えて行くには、なくてはならない視点だと思う。都市のスポンジ化というたとえ方はなるほどと思った。2017/05/29

宇宙猫

30
★★ 日本は少子化や、過疎化を上手く乗り越えていけるのだろうか。2016/03/14

Tenouji

22
面白い。都市の人口動態から、その在り方を考察した本。ネットワーク上に広がっていた都市は、ネットワークを縮小するように縮んでいくと想像していたが、スポンジのように穴あき状態になっていくんだね。まるで、脳みたいだw。2019/11/24

エリナ松岡

19
論理的であり情緒的と言いますか、都市計画の教科書とも言えますし、エッセイのようでもありました。発想が斬新というか想像力豊かな先生なのかもしれません。都市のスポンジ化の話がメインで、その成り立ちと対処が書かれています。対処の方は、まぁ、決定的なのはないですが、その辺は仕方ないところでしょう。むしろ気になるのは、都市計画レベルの話をするのであれば、スポンジ化の空き家よりも、点在する孤立した高齢者の集落の方が大きい問題のように思うんですが、それはどうすんでしょ?2019/07/16

kaze

15
どのように都市をたたむかという議論の前に語られている、そもそも日本の都市はどのようにして大きくなってきたのかという話が面白かった。人口と不動産と市場経済の関係という視点で考えたことがなかった。人口減少期に都市はスポンジのように縮小していく。単純なコンパクトシティ化ではなく、このスポンジの穴を個々の状況やニーズに応じて、コミュニティの中でうまく活用していくのがポジティブな都市のたたみ方なのかな。2022/11/14

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