ナゾトキ・ジパング

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ナゾトキ・ジパング

  • 著者名:青柳碧人【著】
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • 小学館(2022/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093866460

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内容説明

探偵は、ニッポン大好き留学生!

精南大学の男子寮《獅子辰寮》の代表となった長瀬秀次は、四月から二回目の三年生。成績はまずいが、寮での人望は厚い。寮で同室となるのは、アメリカ Los Angeles出身のケビン・マクリーガル。本来なら、一年生からの付き合いで気心の知れた平塚優作がルームメイトになるはずが、所属するゼミの雄島総一郎教授の一存で決まった。ギリギリの成績で教授に弱みを握られている秀次に拒否権はなかった。
桜満開の三月の終わり、大学の旧学生会館で死体が発見された。第一発見者の寮の後輩が、警察に連行され事情聴取を受けたという。後輩の無実を晴らすことはできるのか──?
「ミョーデス!」日本の文化が大好きなだけでなくすぐれた洞察力を持つケビンと、なにかと巻き込まれがちな秀次が、いつの間にか探偵コンビに!? SAKURA! FUJISAN! CHA! SUKIYAKI! KYOTO! 日本の名所名物を巡る数々の事件の謎を解く、キャッチーな本格ミステリ。『むかしむかしあるところに、死体がありました。』『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』などで大注目の作家が新たな扉を開きます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

155
とっても軽い連作短編集♬呑んだくれ大学生が訳あって同室となったアメリカ人留学生ケビン、その日本への憧憬と造詣は半端ない!“おしみりおき”な面々と尋常でなく遭遇する殺人やら物騒な事態に「ミョーデス」と見抜く眼力は鋭い。ナゾトキが事象や文化への謎解きでなく、ちょっと強引な事件の解決なのが少し残念…でも「あな〇〇ナリ、和の心。ダディ、マミィ、ぼくは今、確実に、日本にイマス!」なんて決め台詞目にする度にニヤリ。思わず僕が声に出してしまうならやっぱり「What a Japanese!YOSHI-GYU!」かな(笑)2022/08/11

kou

132
テンポも良く面白かった。読んでいて、ケビンの「ミョーデス」ってフレーズが出ると「キターーーッ!!」と心がワクワクしてきて、いつしかフレーズを待ち望むようになっていた(笑)。作中の季節的にも、まだまだ続きそうな予感!ケビンの彼女も登場して欲しいし、撫子とケビンの初事件も読んでみたい。続編を期待したい。2022/08/30

125
日本大好きな留学生ケビンとダメダメ大学生の秀次のコンビのコミカルなミステリ。脇役もキャラ立ちしてて面白かった2022/12/01

ミュポトワ@猫mode

113
普段は単行本は購入しないのですが、今回はサイン本があったので、思わず買ってしまいました。俺はミステリーは苦手で、あまり読まないのですが青柳先生の本だけは読めます。もちろん、犯人推理なんて高等技術は俺には無理ですが、青柳先生の本は嫌味がないので、楽しんで読めます。今後もミステリーは苦手ですが、読んでいきたいと思っています。っで、この本も大変楽しく読ませていただいたんですが、刑事のリトルトーキョーでの失態っていったい何だったんだろうなぁってのが謎です。もしかして、ケビンが活躍する前の話が合ったんでしょうかね?2022/10/27

ガチャ

101
精南大学男子寮「獅子辰寮」に現れた、まばゆいばかりの金髪にガラス玉のような碧眼のケビン・マグリーガルデス。外国訛りはあるものの、日本語は話せるし、日本文化にもたしなみが。 彼のルームメイトとなったのが長瀬秀次。 ケビンと秀次は中々良いコンビで、 次々に起こる事件を解決に導いていく。 ケビンの洞察力が鋭いのだ。 ただ、手柄は田中刑事に全部持っていかれてしまう。まぁ仕方ないですね。ケビンの話し方に癒されて気軽に読めました。理沙が言うように、ヒデの周りには良き仲間が集まるのですね。2022/11/12

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