イースト新書Q<br> カラーでよみがえる軍艦島

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イースト新書Q
カラーでよみがえる軍艦島

  • 著者名:風来堂【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • イースト・プレス(2022/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784781680811

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内容説明

海に浮かぶ世界遺産「軍艦島」
かつて栄華を極めた島の暮らしが、カラー化した写真で生き生きとよみがえる!

これまで、モノクロでしか見ることのできなかった軍艦島の暮らし・人々の様子が、
最新のAI彩色技術によって、ふたたび息づく。

特異な環境に生きた島民が、厳しい労働をこなしながらも、豊かな生活を送る活気が伝わってくる。

軍艦島の誕生から廃墟化、2015年の世界遺産認定、そして世界遺産から7年。現在の軍艦島までを追う。
2022年書きおろしの、元島民インタビューも収録。

軍艦島の生活や建物に関する謎や雑学を、わかりやすく読みやすい文章、カラー写真、地図・図説で解説!

【目次】
はじめに
軍艦島 島内図
序章 軍艦島の発見
第1章 炭鉱としての軍艦島
第2章 超人口過密島での生活
第3章 知られざる建築物の実態
終章 閉山から現在までの軍艦島
軍艦島 建造物リスト
軍艦島年表
参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

C-biscuit

14
新品購入。昨今の技術は過去の白黒写真をカラー化でき、違和感はない。新書版なので、もう少し大きな写真で見たいところもある。こういう本こそ電子かと。本の読み方も利便性が上回れが変わっていくと感じた。表面的な軍艦島の建物や当時の生活が気になるところでもあるが、軍艦島の海底に広がる広大なエリアの炭鉱部分がそこに住む作業員さんの仕事に直結しており、その対価としての生活水準だったのだと感じる内容。当時としては、福利厚生や給料も良かったようで、都会と同じような生活ができたよう。狭い土地を活用する日本の典型でもある。2022/07/18

ケー

6
先日行った端島(軍艦島)がとっても気になる場所だったので、もう少し詳しく知りたくて読了。 この前のガイドさんが話してたこともあったり。 新書用のボリュームなので、雑過ぎず、詳し過ぎず、ポイントを押さえるのに丁度良い。2023/05/02

ココアにんにく

6
なぜ軍艦島に惹かれる人が多いのか?以前から不思議でしたがその意味が少し分かった気がします。第1章では炭鉱とはどういうものか?から端島が日本産業に果たした役割などが分かる。第2章の端島の生活は興味たっぷりでした。超過密島で暮らす人々の賑わいが伝わってきます。野菜船、校庭での行事、医療、水事情など。折角海底水道を敷設しても、水を浪費してしまう話が面白い。不意に本書を手に取って今まで興味がなかった軍艦島に興味津々です。2023/03/26

Go Extreme

6
軍艦島の発見: 九州の片隅にある海底炭田の南端に位置する小さな無人島 風雨にさらされる環境→島を鉄壁の城塞へ 炭鉱としての軍艦島: 工業発展に貢献・軍艦島産の良質な石炭 手掘り→24時間機械化体制 採炭現場の技術進歩の歴史 超人口過密島での生活: 住居インフラ 入浴 海水も使われた共同浴場の実態 知られざる建築物の実態: 5つの建物がズラリと並ぶ 島民が愛した「9階建て」 暮らしやすさで人気トップクラス 島内最大規模の住戸数を誇る 閉山から現在までの軍艦島: 時代は石炭から石油へ 人口減が進む1960年代2022/05/28

maxseki

5
上陸ツアーに先駆けて読んでみた。2ページに1枚くらいの割合でカラー化した写真が載っており、紹介文とあわせて当時の暮らしを伺い知ることができた。過酷な労働環境だったことは間違いないが、そんな中でも島民は逞しく、そして楽しく暮らしていたようだ。現地ではもっとリアルに感じられると思うので、ツアーの日が今から楽しみである。2024/01/02

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