すべての子どもに「話す力」を――1人ひとりの未来をひらく「イイタイコト」の見つけ方

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すべての子どもに「話す力」を――1人ひとりの未来をひらく「イイタイコト」の見つけ方

  • 著者名:竹内明日香【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 英治出版(2022/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862763082

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内容説明

「伝わった!」は、一生ものの自信になる。

学年とともに言えなくなる意見、出せなくなる個性──
子どもに宿る可能性は、「プレゼン力」で開花する。
学力や普段の生活まで変えるこの力は、どうすれば育めるのか?
受講者40,000人以上、公教育の場でリピートされる人気プログラムのエッセンスを凝縮!


「話す力」のHow:どうすれば子どもの「話す力」を育めるのか?
8年間の活動のなかで練り上げた実践のヒントを、「考える」「伝える」「見せる」の3ステップで紹介!
子どもが安心して発信できる環境づくり・声かけの例も

・イイタイコトを見つけやすくする4つの習慣
・道具いらずですぐにできる3つの発声トレーニング
・「新聞づくり」との違いを意識しよう
・「話せるクラス」に必要なこと
・こんな子がいたら──ケースごとの寄り添い方
・「第三の大人」だからこそ見つけられるものがある
...etc


「話す力」のWhy:「話す力」はなぜ重要で、どうしていまの日本では育たないのか?
「正しさ」よりも「好き」を語れる教育・社会のあり方とは?
「社会・文化」「教育政策」「学校経営」「授業現場」の4層で分析し、豊富な現場エピソードとデータから提言!


目次
第1章 どんな子でも、話せるようになる
第2章 教育のラストワンマイル──なぜいま「話す力」は重要なのか
第3章 考える力──一番多くの時間を割くべきところ
第4章 伝える力──日本人の弱点、けれど鍛えれば即効性があるもの
第5章 見せる力──陥りがちな罠に注意、けれど絶大なパワーを持つもの
第6章 「話せるクラス」に必要なこと
第7章 4層のチャレンジ
第8章 大人の私たち一人ひとりにできること
第9章 「話せる国」に向かって

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミン

29
もう一度実際に学校現場に何をどう生かせるかという視点で読み返してみます。2022/07/19

kana

24
私が小さい頃から感じていた、自分の意見を話すことの息苦しさ、気まずさ、それによって失っていることにスポットを当てた大変考えさせられる内容で、教育系の専門書だから自分には関係ないと思っていたらとてももったいなかったです。子どもたちが、ある年齢から自分の意見ではなく、「何が正解か」を考えて探りを求め口ごもるという話は、本当にそうだったし、今もそういう傾向ってあるんじゃないかな?どうしたら伸び伸び自分の意見を話し、行動を起こせるようになるのか、お子さんがいらっしゃる方にもぜひ読んでほしいテーマだなと思うのです。2022/07/19

こばやしこばやし

11
知り合いのオススメで。著者は一般社団法人アルバ・エデュの代表理事。コミュニケーションの中でも最も難易度が高いプレゼンを体系的な技術として習得すれば自己効力感や学力が上げられる!ということを実践・証明している本。現行の大学入試のスタイルでは、本書にあるようなプレゼン重視の学校教育には至らないだろう。筆者はそこら辺リアリストなので、社会が抱えている課題を挙げて、公教育だけに依存しない対応策もしっかりと提案していた。財源を確保出来ないなら、社会の意識を高めて人的リソースを活用させようとするあたり、やり手だなあ。2023/01/01

タナカとダイアローグ

7
話す力系=自己表現ということで一旦は敬遠してしまったが、妻が買ってきたので読んでみたら良かった。他者の目は大事。話す力が足りないことで日本がジリ貧になっているという気づきから、すぐに公民館で活動してみるところが素敵。シン・ニホンの安宅さんイズムを感じた。どうにか良くなってほしいという祈り。演劇の手法も授業に取り入れられて良い点がたくさんあるようだが、話す力(要素として、レトリックが大事説は子ども向けとして斬新)というシンプルな切り口に感銘。ワークショップデザイナー(ずっと見習い)な私も何かできるか2022/08/02

さわら

1
正しく話すではなく、想いを話す、伝える。それが活路を拓いていく強い手段/武器の1つになるということを理解できる。2023/03/02

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