フラッター・エコー 音の中に生きる

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フラッター・エコー 音の中に生きる

  • ISBN:9784866470115

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内容説明

先鋭的かつジャンルレスなミュージシャンにして、
世界で最もボーダーレスな音楽評論家、デイヴィッド・トゥープ。
彼が自ら著した、サウンド、音楽、そして人生。


ブライアン・イーノらとともにアンビエント・ミュージックのシーンを作りあげ、
ヒップホップ、テクノなどの発展にも貢献した、
英国のミュージシャン/音楽評論家、デイヴィッド・トゥープが、
自身のキャリア、自身の作品、音楽のパートナーについて振り返る、決定的な一冊。

トゥープの広範囲にわたる活動記録の集大成であると同時に、
英国における、現代音楽~フリージャズ~テクノ/アンビエントの地下水脈を辿る年代記でもある。


※日本独自の企画による、書き下ろしの自伝。
※世界初公開の写真および貴重な図版を多数収録。


1 堆積する時間 DEEP TIME
2 旅、楽器、音 JOURNEYS, INSTRUMENTS, SOUNDS
3 ドゥ・ザ・バゾスフィア DO THE BATHOSPHERE
4 パス・ザ・ディスタンス PASS THE DISTANCE
5 埋もれた夢 BURIED DREAMS
6 人々の前の集団 GROUPS IN FRONT OF PEOPLE
7 音の海 OCEAN OF SOUND
8 ソニック・ブーム SONIC BOOM
9 不穏な共鳴 SINISTER RESONANCE
10 大渦の中へ INTO THE MAELSTROM
あとがき
『フラッター・エコー 音の中に生きる』によせて 畠中実
〈特別対談〉デイヴィッド・トゥープ×細野晴臣
訳者あとがき
デイヴィッド・トゥープ ディスコグラフィー

〈本書に登場する主な人物、キーワードなど〉
ブライアン・イーノ、サイモン・フィン、エヴァン・パーカー、フレッド・フリス、マックス・イーストレー、デイヴィッド・カニンガム、
スティーヴ・ベレスフォード、ロル・コックスヒル、オルタレーションズ、フライング・リザーズ、49アメリカンズ、フランク・チキンズ、
ジョン・ゾーン、細野晴臣、坂本龍一、池田亮司、大友良英、鈴木昭男etc.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

qoop

9
自伝。共鳴しながら増幅され、新たな刺激が加わることで変容していくフラッター・エコーになぞらえて、音楽家/評論家である著者の多岐にわたる表現/行為を概括する試み。編年体に縛られることなくトピック寄りの記述は、著者の興味の対象が有機的につながっていく様子を見通す上で有益だと感じた(巻末に収録されている著者と細野晴臣氏との対談は地域を越えた二人の共通項など面白い点も多いが、願わくば福島の被災状況に関して扇情的かつ科学的に問題のある風説を鵜呑みにして欲しくない/広めて欲しくないな、と。)。2017/07/11

千利休

2
細野晴臣との対談が良い2022/03/08

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