初恋、ざらり 下

著者名：ざくざくろ【著者】

KADOKAWA（2022/04発売）

• ISBN：9784048111768

内容説明

「ただ好きで一緒にいるだけじゃだめなの…？」

バイト先の社員・岡村さんに人生で初めて恋をした有紗。
ついに自分に軽度の知的障害があることを告白したが、
そのことが二人の関係に微妙な影を落とす…
そんなとき、有紗は岡村さんの両親に紹介されることになり――

不安定な二人の行き先から目を離せなくなる、
切なくも愛おしい恋のものがたり、ついに完結。
果たして二人は一緒に歩いていけるのか――？

【「必要とされると拒めない女の子が恋をする話」として、SNSで話題沸騰】
・私の話かと思った
・心がぎゅーっとなる
・誰かに必要とされる事を求めてしまう気持が痛いほどわかる
・どうにかして、二人に幸せになってほしい

※電子版には「紙書籍版限定、描き下ろしマンガ」は収録しておりません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[モトラッド]

★★★☆2023年夏クールでTVドラマ化された、原作コミックの下巻。ほぼ同時進行で観賞。原作もとても素晴らしいが、W主演のキャスティング(小野花梨さん、風間俊介さん）もお見事。因みにドラマの方は、各クールごとに“マイベストテン”の順位を付けていて、本作は“第2位”でした。

2023/10/09

[PADI]

こちらもウェブで。読み終えてから、細かい展開が思い出せないです。

2024/03/17

[新九郎]

希望を持っていいと思わせてくれた。悪者が少ないのにこんなに痛いのは現実が描かれているからと思えてならない。優しさに溢れてる。普通って何？朧気な基準なのに、その普通にこんなにも振り回される。幸せは自分が決めるんだよと改めて教えられたな。

2022/05/15

[岩巳岳雄(Takeo Iwami/leas201903)]

素晴らしかった。

2022/04/20

[地に足をつけて生きたい]

健常者なら些細なすれ違いで済むことが、彼女にとっては処理しきれない決定的な出来事になってしまう場面には胸が苦しくなって、「人に寄り添うって大変だな…」と大変考えさせられました。 特に、知的障害者にとって自分の感情や困っていることを言語化するのが難しく、限界を超えてようやく周りが気づくところにサポートする側の難しさを垣間見ました。 Amazonの評価も高く、レビューには自身の体験談を投稿してくれている方々もいるので、この本を読んだ後に覗いてみると良いかも知れません。

2024/03/06