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内容説明
慣性の法則、ケプラーの法則、ファラデーの電磁誘導の法則――。学生の時に習うこれらの法則を見て「うぅ……」となっていませんか。公式や計算の多い物理学。苦手意識を持つ人は少なくないはずです。ただ、物理学史を知ると印象はガラっと変わります。そこには天才たちが織りなす数々のドラマがあるのです。本書ではそんな2500年にわたる物理学の歩みを分かりやすく解説。読めばハマる、学生時代に躓いた全ての人のための入門書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リットン
10
物理学のこれまでをストーリーとして書いていて面白かった。歴史マンガで、ガリレオ・ガリレイが、それでも地球は回っているとボヤきながら悲壮な顔をしていたシーンを未だ覚えているが、その後に世界史をちゃんと勉強した上で、あれ?ガリレオは地動説を潰されてその後どうして現在の定着に至ったんだ?と思っていたが、今思うとガリレオやニュートンなど歴史上の偉人の貢献は大きいが、それだけではない本当に数多くの学者たちの積み重ねなんだなと感じた。現代からみると彼らの功績はひときわ重要だったが、それだけではないのだなあ2022/05/09
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3
物理学史の初頭の頃は観測機器や実験道具などはないため哲学的観点から自然現象の法則について導き出していました。 その後ニュートンやアインシュタインの登場により理論中心の地動説が有力になりました。 物理学をテーマにすると数式を使って説明さられることが多いことが特徴ですが、数式などほとんど使用せずなるべくわかりやすい言葉で解説されています。 理工系の書籍は横字で書かれていることが多いのですが、縦字で書かれているので珍しく感じました。2023/11/25
トナク
2
省略されそうな難しい実験も説明していて、驚くとともに興味深かったです。2024/03/18