内容説明
法を使って問題を解決していく、
論理的かつクリエイティブな<思考戦>を体験せよ!
ポップでエキサイティングな法学講座開講!
有罪か? 無罪か?
刑法の現場ではギリギリの思考戦が繰り広げられている。
「刑法的思考」とはその数多の思考戦の中から抽出された
ロジカルシンキングの結晶のようなもの。
物事を論理的に考え、批判的に検討し、多角的に分析する、
そのような思考の補助ツールとなってくれる。
本書では、実際の事件や事例から
刑法を使って考えることの面白さを熱量たっぷりにお伝えします!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みき
52
身近なようでいて身近ではない刑法という法律。なかなか触れる機会がないが刑法の解釈学はこう考えるんだと勉強になった。民法や憲法も初めて学んだ時も面白いなと思ったが刑法もなかなか。中身は殺人罪を例にとると、人とは何か。殺したとは何かということの意味、意義を1つづつ明らかにしていくという感じ。最終的に法益の保護という刑法の目的論に照らし合わせて有罪かが決まるという考え方が新鮮であった。でもこの考え方だと有罪無罪が前提にあって、それに併せて解釈していくとならないのかなと少し疑問です。どうなんでしょうね。2024/03/05
ま
24
刑法的思考。単なる法律のあてはめかと思いきや、他の法律を借りて解釈を試みたり、逆に新たに法律を作ったり。最適な社会をつくるための、思いの外クリエイティブな営みであった。あとがきに戦闘竜が出てきてエモい。2024/09/24
こばゆみ
9
表紙とタイトルで期待していたよりは、内容はだいぶ難しめ(^_^;)。でも筆者のあとがきを見ると、これでもかなり平易に書かれているのだなということは分かります。実際にルールを作ってみるくだりは良かったな。あとe-Govという法令の検索・閲覧システムがあることが知れて良かった(^^)2022/07/29
もけうに
4
とても面白かったが、予想以上に難しかった。表紙のポップさ・文体の平易さと、難解な内容の乖離がエグい。「刑法的思考」を教える書なので、様々な問題にすっきりした解答が与えられず、もやもや感が残る。民法と刑法の違いが面白い。民法の方が身近でわかりやすいなー。刑法はどうも難しい。諸外国との法比較も興味深い。英米法系と大陸法系。2022/09/18
TT
3
面白すぎる。今まで全く法律について学ぶ機会なかったけど、こんなにおもしろいのか。 条文は誰もが理解出来て、かつ意味の幅にゆとりがあって、そのバランスが難しさであり面白さなのかも。 色んな事例を通して、刑法の抱える課題も紹介されていてかなり考えさせられた。 1番最後には次に読むべき法律関係の本が紹介されてて親切。 高校生の時に読んでたら法学部に進学してたかも。2024/01/11
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