刑法的思考のすすめ~刑法を使って考えることの面白さを伝えたいんだよ!

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刑法的思考のすすめ~刑法を使って考えることの面白さを伝えたいんだよ!

  • 著者名:仲道祐樹
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 大和書房(2022/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784479393795

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内容説明

法を使って問題を解決していく、
論理的かつクリエイティブな<思考戦>を体験せよ!

ポップでエキサイティングな法学講座開講!

有罪か? 無罪か?
刑法の現場ではギリギリの思考戦が繰り広げられている。
「刑法的思考」とはその数多の思考戦の中から抽出された
ロジカルシンキングの結晶のようなもの。
物事を論理的に考え、批判的に検討し、多角的に分析する、
そのような思考の補助ツールとなってくれる。
本書では、実際の事件や事例から
刑法を使って考えることの面白さを熱量たっぷりにお伝えします!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

106
おもしろかった。数ある法律の中でも人を罰することに特化した「刑法」を研究する著者が、「殺人」「窃盗」「名誉毀損」「詐欺」などの事例を用いて、この世の中ではいかにして刑法が「使われて」いるか、あるいはいかにして「新たに作られる」ものなのか……について、具体的な事例を上げつつ解説していく一冊(ちなみに刑法的思考とは「刑法を使って考える」ということを意味する)。ちょっとした言葉の使い方や、認識のされ方、さらには特殊なパターンのときに現行の法律だとどのように対応できるのかなどが勉強になる。2023/01/31

みき

50
身近なようでいて身近ではない刑法という法律。なかなか触れる機会がないが刑法の解釈学はこう考えるんだと勉強になった。民法や憲法も初めて学んだ時も面白いなと思ったが刑法もなかなか。中身は殺人罪を例にとると、人とは何か。殺したとは何かということの意味、意義を1つづつ明らかにしていくという感じ。最終的に法益の保護という刑法の目的論に照らし合わせて有罪かが決まるという考え方が新鮮であった。でもこの考え方だと有罪無罪が前提にあって、それに併せて解釈していくとならないのかなと少し疑問です。どうなんでしょうね。2024/03/05

こばゆみ

9
表紙とタイトルで期待していたよりは、内容はだいぶ難しめ(^_^;)。でも筆者のあとがきを見ると、これでもかなり平易に書かれているのだなということは分かります。実際にルールを作ってみるくだりは良かったな。あとe-Govという法令の検索・閲覧システムがあることが知れて良かった(^^)2022/07/29

もけうに

4
とても面白かったが、予想以上に難しかった。表紙のポップさ・文体の平易さと、難解な内容の乖離がエグい。「刑法的思考」を教える書なので、様々な問題にすっきりした解答が与えられず、もやもや感が残る。民法と刑法の違いが面白い。民法の方が身近でわかりやすいなー。刑法はどうも難しい。諸外国との法比較も興味深い。英米法系と大陸法系。2022/09/18

TT

3
面白すぎる。今まで全く法律について学ぶ機会なかったけど、こんなにおもしろいのか。 条文は誰もが理解出来て、かつ意味の幅にゆとりがあって、そのバランスが難しさであり面白さなのかも。 色んな事例を通して、刑法の抱える課題も紹介されていてかなり考えさせられた。 1番最後には次に読むべき法律関係の本が紹介されてて親切。 高校生の時に読んでたら法学部に進学してたかも。2024/01/11

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