日本経済新聞出版<br> 2050年の入試問題

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日本経済新聞出版
2050年の入試問題

  • ISBN:9784532324612

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内容説明

”慶應SFC”関係者の提言。採用担当も必読! 受験工学、総合選抜、探求、プロジェクト……。AO入試から30年、現役教員、卒業生らが語り尽くした、未来をになう人たちに求めたいこと。

本書は、いまから30年後の「2050年の入試を考える」をテーマとした有志プロジェクトとして、慶應SFCの一部の現役教員と卒業生が集結して行われた対話の記録集である。30年前、「AO入試」を生み出したSFCが、30年を経たからこそ感じる、現在の課題、そして次に打ち出すべき方向性は何かーー。その議論は、社会全体や、組織や人間のあり方そのものへの問いへとつながっていく。

<著者紹介>
神成淳司 Atsushi Shinjo
慶應義塾大学環境情報学部教授。専門分野は情報科学、AI農業、サービスサイエンス、情報政策。

田中浩也 Hiroya Tanaka
慶應義塾大学環境情報学部教授。専門分野はデザイン工学、3D/4Dプリンティング、環境メタマテリアル。

脇田玲 Akira Wakita
慶應義塾大学環境情報学部教授。専門分野はビジュアライゼーション、幾何モデリング、スマートマテリアル。

矢作尚久 Naohisa Yahagi
慶應義塾大学環境情報学部准教授。専門分野はシステムデザイン、ヘルスケア社会システム戦略論。

文中に登場する関係者一覧(登場順)
一青窈 歌手
安宅和人 慶応義塾大学環境情報学部教授、ヤフーCSO
池澤あやか ソフトウエアエンジニア兼タレント
本城慎之介 学校法人軽井沢風越学園理事長
石川将也 映像作家、グラフィックデザイナー、視覚表現研究者
清水唯一郎 慶応義塾大学総合政策学部教授
たかまつなな 株式会社笑下村塾 代表取締役
大山エンリコイサム 美術家

目次

2050年の入試問題を考える

第1章 AO入試と慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)--それは、なぜ、どのように始まったのか?
<Interview>一青窈--歌って跳んだAO入試。それから今も歌い続けている

第2章 虚構の大学から入試の意義を問う 脇田玲
<Dialogue 1>安宅和人×池澤あやか--その人なりに感じ、考える「何か」が問われる場所

第3章 推薦者評価で質を高める、アップデートした入試問題を 矢作尚久
<Dialogue 2>本城慎之介×石川将也--「もし、よかったら僕の実験につきあってください」

第4章 丸一日の小論文で、知識ではなく徹底的に思考力を問う 神成淳司
<Dialogue 3>清水唯一朗×たかまつなな--大学は自分のプロジェクトを実現するための場になる

第5章<座談会>30年後に必要な「個」と出会うために、形式化した今の入試にメスを入れる
神成淳司 田中浩也 脇田玲 矢作尚久
<Dialogue 4>大山エンリコイサム×田中浩也--個と個の出会い、跳躍しながら自分を探した時間

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kanetaka M. Maki

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SFCの教育を議論するために「入試問題」という切り口で論じているのがとても新鮮。これからの人材育成を考える上で好著。2022/04/29

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