サウンド&レコーディング・マガジン 2022年4月号

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サウンド&レコーディング・マガジン 2022年4月号


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内容説明

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●表紙&巻頭インタビュー
SUGIZO×HATAKEN

ギターをモジュラー・シンセで解体/再構築した
至上のアンビエント・サウンドスケープ
LUNA SEAやX JAPANのギタリスト&バイオリニストとしても活躍しているSUGIZOとモジュラー・シンセ界の雄HATAKENがタッグを組み、SUGIZO×HATAKEN名義での初のオリジナル・アルバム『The Voyage to The Higher Self』をリリース。2人のコラボレーションは、2020年に発表されたSUGIZOのソロ作『愛と調和』でも大きな成果を挙げたが、それを深化させたのが本作と言える。全7曲のアンビエントは、古来からインド哲学に伝わる、人の心身を整える7つのエネルギーチャクラをモチーフとしつつ、SUGIZOの過去2枚のアルバム『音』『愛と調和』の収録曲を解体/再構築したもの。聴きどころは、モジュラー・シンセを通し新たな生命が付されたギター・サウンドだ。ミキシングを手掛けたスタジオ・サウンド・ダリの大野順平氏を交え、SUGIZOのART TERROR STUDIOで話を聞く。

●特集
360 Reality Audioが描く新世界
ソニーが昨年4月に日本でのサービスを開始した360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)。ソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験であり、上下左右の全方位から音に包み込まれるようなリスニング体験をもたらす。国内ではDeezer、nugs.netに加え、昨秋からはAmazon Musicでもヘッドホンで360 Reality Audioが楽しめるようになり、一段と身近になった。一方で、世界的に見ても360 Reality Audioのために制作された楽曲はまだ少ないのも事実だ。そこで、この特集では4人のイマーシブ・オーディオに長けたエンジニアへ360 Reality Audioでの楽曲制作をオファー。この企画に最適と思われるアーティストと組んで、360 Reality Audioしか表現できない楽曲を書き下ろしで制作してもらった。その制作をレポートしつつ、現時点での360 Reality Audioについての整理や、360 Reality Studio対応スタジオも併せて紹介していく。新しい音楽体験に飛び込む準備を、この特集を通じてしてほしい。

●特集
語れ!ハードウェア・シンセのロマン
私たちはなぜハードウェア・シンセに心を奪われるのだろう。ハード特有の温かく太いサウンド、つまみを操作して直感的に音色を変えられる喜び、パターンを入力してシーケンスを走らせる楽しみ......。さまざまな思いは巡ってくるが、ソフト・シンセのクオリティが上がり種類も増えている昨今、それでも機材としてのシンセに魅了されるのはどうしてなのか。ハードウェア・シンセを使って制作を行う気鋭のクリエイター4名に話を聞き、その理由を探っていく。それぞれにあふれるロマンを受け取ってもらいたい。

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