世界の美しさを思い知れ

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紙書籍版価格 ¥1,650
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世界の美しさを思い知れ

  • 著者名:額賀澪【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 双葉社(2021/12発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575244762

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内容説明

蓮見貴斗と尚斗は一卵性双生児。弟の尚斗は人気俳優だったが、遺書も残さずに自殺した。葬儀を終えて数日後に尚斗のスマホが見つかり、貴斗が電源を入れると顔認証を突破できてしまう。未読メールには礼文島行きの航空券が届いていた。自殺したのに、どうして旅行に行こうとしたのか。その答えを知るために貴斗は旅立つ。人気絶頂で自殺した愛する弟は何に悩んでいたのか。止められなかった自らの後悔を胸に世界を旅する貴斗。「生きること」と「死を受けとめること」の意味を問う、感動のロードノベル。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

253
残された兄・貴斗が、弟・尚斗の死の理由を求めて世界各地を旅する様を描くこの作品。『順風満帆に見えた弟は何故自殺したのか?旅の果てにその答えは待っているのか?死によって道を違えた双子達のその後を、ぜひ見届けてください』とおっしゃる額賀さんが描くこの作品。まるで旅行記の如く鮮やかに描かれた世界各地の風景と、現地で貴斗が巡り合っていく人々の優しさを感じるこの作品。『世界の美しさ』を知り、『尚斗の死を俺で飾ろう』と前に進んでいく貴斗の姿に、身内の死を乗り越えて生きていく人のたくましさを感じた素晴らしい作品でした。2022/03/21

のぶ

169
兄弟の絆について考えさせられた作品だった。物語の冒頭で25歳の人気俳優、蓮見尚斗が自殺したという速報記事が出るところから始まる。尚斗は一卵性双生児で、兄の貴斗がいた。尚斗のスマホが見つかり、貴斗が電源を入れると顔認証を突破できてしまった。メールには礼文島行きの航空券が届いていた。貴斗は尚斗の生前にゆかりのあった場所への旅に出る。旅先で尚斗の足跡を見つけられるのか?貴斗は旅先でいろんな体験をするが、それは尚斗の死の答えではなく、結局は自分探しなのだと思った。また観光案内のような部分も感じとれた。2022/01/14

fwhd8325

143
目次を見ると国内、海外の地名が並び、タイトルからロードスタイルの物語かなと思っていました。ある種ロードスタイルではあるけれど、内容は意外にヘビーなものでした。この小説が一人の人生のようになかなか演出に凝った作りになっています。個人的には、前半はすらすら読めましたがエピローグまではやや長く感じました。2022/04/09

おしゃべりメガネ

140
う~ん、スゴい。何がどうと言われても全然うまくレビューで伝えられない。これまで額賀さんの作品は大体読んできましたが、ちょっとまた別の次元、レベルへ到達したのではないでしょうか。俳優の双子の弟を自殺で失った兄は弟のスマホに残されたメッセージから『礼文島』へ向かうことに。そこから始まる不思議な人と人との縁が紡ぎだす旅物語。なぜ弟は亡くなったのか、謎は明かされるのか、先が気になってページを捲る手が止まらずイッキ読みでした。主人公とかかわる登場人物の皆さんがそれぞれとても魅力的で、なんとも言えない読後感でした。2022/03/27

machi☺︎︎゛

131
人気俳優の双子の弟が自殺。そっくりの兄、貴斗は悲しみよりも怒りの感情の中、何とか弟、尚斗の事を理解納得したいと尚斗の部屋に来た。そこで尚斗のスマホを見つけ尚斗が礼文島に旅行に行こうとしていた事を知る。出発は明日。じゃあ何故尚斗は自ら死んでしまったのか。礼文島と次はイタリアと生前の尚斗が残したキーワードを繋ぎ旅を続ける貴斗が見つけた本当の尚斗の姿とは。もう少し具体的に知りたい事もあったけど、世界のいろいろな場所に行けて、行った事ないけど風景が目に浮かび行った気に少しなれて良かった。2022/03/07

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