「鎌倉殿」登場! 源頼朝と北条義時たち13人

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「鎌倉殿」登場! 源頼朝と北条義時たち13人

  • ISBN:9784820729785

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内容説明

『そういうことだったのか!』
知ってるようで意外と知らない日本初の武家政権誕生に迫る!

学校の授業で歴史を習うときに必ず出てくる「鎌倉幕府」。日本で初めて本格的な武士による政治のはじまりとして覚えさせられた方も多いことでしょう。そこで、習った方には思い出していただきたいのですが、鎌倉幕府の成立は何年と教わったでしょうか?

A イイクニつくろう鎌倉幕府の1192年
B イイハコつくろう鎌倉幕府の1185年
C イイヤヲはなとう鎌倉幕府の1180年
D その他

おそらくすでに成人されて久しい方はAの1192年で習っており、若い世代や今まさに教科書で習っている方はBの1185年だという人が多いのではないでしょうか。
あるいは教えている先生によってはCの1180年やDのそれ以外の年数で教えていらっしゃるかもしれません。
このように、誰もが勉強してきたはずの事柄であっても、調査や研究で変わっていくのが歴史です。

そしてこの鎌倉幕府の時代。
この時代は、だれにも程よく想像力を広げる自由があたえられています。
近世以降と違って、信頼できる史書・文献が限られているからです。また、その記述内容にも幅があり、一様ではありません。

本書が微力ながらお手伝いしますので、これまで明らかにされてきた歴史と、欠落を埋める想像力を働かせながら、この時代に思いを馳せてみませんか?

【目次】
プロローグ 「無法地帯」東国の夜明け
第1章 「鎌倉殿」が誕生するまで
第2章 幕府の完成と合議制のはじまり
第3章 2代目「鎌倉殿」と合議制の13人
第4章 新しい「鎌倉殿」姉弟の時代
エピローグ 「法の下」の武家政権

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜明けのランナー

13
とてもわかりやすく、武士たちの奮闘が描かれています。明日は味方か、それとも敵か。友だと信じていたのになぜ!兄や妹、そしと弟までもが!いったい誰を信じれば良いのか!歴史は繰り返されるものだけど、やはり戦争は悲しみを生むだけ。大河の撮りだめを早く観なきゃ。2022/04/14

だてこ

10
今年の大河ドラマの中で「鎌倉は恐ろしいところだ」という台詞があったけれど、本当にその通りだと思う。邪魔な者や疑わしき者はすぐ殺される。怖すぎる。大河ドラマの続きも見るのが怖くなってきた(^^;)見るけど。2022/05/21

ナツ

7
○鎌倉時代の武士の戦い方の主流は、弓。よって、流鏑馬などが武士のたしなみに。 ○幕府とは、大将が陣をかまえるところ。幕をはって、府(本営の場)としたことが語源。 ○東国の武士は乗馬術に勝っていた。また、東西の大きな違いがあった。西国の武士は身内が討たれると、戦場を離れて供養する。東国の武士は身内が討たれても、その屍を乗り越えて向かってくる。2022/05/15

KIYO

6
今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を楽しむために拝読。ザクっとしていて読みやすいですが、わかりやすかったです。今年一年は手元に置いて大河ドラマを楽しみます。2022/01/09

m

5
大河ドラマのお供にぴったりな本。これからのネタバレももちろんあるが、分かりやすくて面白かった。おすすめ。共通の敵をようやく倒すと今度は内輪揉め、歴史はその繰り返しな気がする。2022/05/06

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