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内容説明
世界が絶賛! 超話題のマネー本がついに上陸。破産した大富豪と10億円もの資産を築いた地味な清掃員。2人にあった違いとは? 資産を築けない人の特徴、そしてお金を手にし続けるために大切なマインドセットを紹介する一冊。もうこれで、一生お金に困らない!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
stobe1904
111
【投資の心構えを説く良書】具体的な投資のノウハウやテクニックではなく、どのような心構えで経済的自由(裕福さ)を獲得、維持するかをわかりやすい文体で説明している。見栄をはらず倹約に努め、投資余力を持ち変動に備え、自分に合った投資スタイルで長期的・継続的に投資を行い、など著者の主張は極めてオーソドックスで独自性はあまり感じなかったが、自分の投資に関するスタンスを復習する意味でとても有益な読書時間だった。折を見て読み返したい良書。★★★★☆2021/12/13
ひろき@巨人の肩
89
お金に関するファクトフルネスと心理学。腹落ちする名言が多数あり感銘を受けた。お金から得られる最高の配当とは時間。夜、安心して眠れるようにお金を管理すべし。裕福になることと、裕福であり続けることは違う。裕福さを誇示すると富は減少する。個人の財産形成における強みは時間と複利。物事がうまくいっているときには慎重に、うまくいかないときには寛容に。投資の代償は「罰金」ではなく「入場料」と捉え、極端な経済的判断は避ける。「誤りの余地」を大切にして、リスクを好きになると、リスクは時間の経過とともに利益を生む。2023/03/08
bookreviews
80
「サバイバル」が重要。「成長」でも「頭脳」でも「洞察力」でもない。長期間、息絶えることなく、退場させられることもなく、あきらめずに頑張れるかどうか、それが大きな違いを生む。これは投資であれ、キャリアであれ、経営であれ、戦略の礎となるべきもの。何かを得るためには、その代償が何かを見極め、それを支払うことが必要。 https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/ThePsychologyOfMoney2023/04/15
Willie the Wildcat
76
感情をコントロールした言動が理想。真の要・不要を心底に問い、軸を育む。現実の矛盾を如実に描写する印象的なフレーズ、It's different this time.”。健康的な悲観論を念頭に、運命の巡り合わせである”偶然”が味方する好機を信じる忍耐が必要。心理的影響を踏まえた物心比較検証である、合理的vs.数理的比較検証という感。是非は兎も角、「必ずしも最善策ではないが、腑に落ちる方法を選択」するのがヒトの性。一方、『第7章・自由』は違和感。個々人の選択肢に基づく裁量権と解釈。自由に伴う代償が頭をよぎる。2022/10/08
ロクシェ
74
評価【◎】「お金持ち(リッチ)になる」ではなく「富(ウェルス)を築く」ためのマインドセットについて書かれたマネー本。本書のポイントを3つに要約すると、①「足るを知る」を知ろう/②「目的のない貯金」をしよう/③貯蓄率を高め、複利(時間)で増やそう。株トレーダーのBNFさんが昔受けたテレビの取材で、カップ麺や立ち食いそばの店でサクッと食事を済ませるシーンが放送されていた。20代で185億円以上の資産を築いた彼がなぜこれほど倹約家なのか理解できなかったが、本書を読み合点がいった。富のロールモデルは見つけづらい。2023/04/25