ヤングケアラー 介護する子どもたち

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ヤングケアラー 介護する子どもたち

  • 著者名:毎日新聞取材班
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 毎日新聞出版(2021/11発売)
  • 青い空!白い雲!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/15)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620327150

ファイル: /

内容説明

ほとんど知られていなかった若者による、家族の介護の実態。取材班の報道をきっかけに、自治体が調査を開始、そして国が動き出す――
第25回新聞労連ジャーナリズム大賞・優秀賞毎日新聞連載「ヤングケアラー 幼き介護」の書籍化!
学校に通いながら、家族の介護をする子どもたちがいる。父母や祖父母、きょうだいに病気や障害があるために一番身近にいる若者たちがそのケアを担ってきた実態は、これまであまり知られていなかった。
家族だからという理由で「手伝い」としてしか見られてこなかった介護。しかし家族を支えるために、自らの学業や生活を犠牲にせざるを得ないこともある。
彼ら「ヤングケアラー」たちの存在を認知してもらうため、記者が丹念に取材し、追いかける過程を描いたノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaoko

69
毎日新聞の記事を元に書籍化。子供が介護をする、それもキーパーソンとして。想像できる人はきっと少ないと思う。核家族で少子化。家族の介護なんて一生会わない人だっている時代だ。NHKでもこの本を元にした特集を見た事があるけど、本当にやりきれなかった。何故、子供に子供らしい生活をさせてやれないのか。少子高齢社会故の歪みが子供に向かうのだけは許されない。介護に全てを奪われて、勉強も部活もバイトも仕事も出来なかった子供たちに「自己責任だから」と言う社会に石を投げてやりたいと思った。2022/01/05

長くつしたのピッピ

38
子どもの優しさを利用しているようで読んでいてつらい。親は元気で子どもを育て上げる気概が必要と強くおもう。親子が社会から隔絶してだれにも頼れない気持ちになっているのが、気の毒。もっと社会保障を手厚くする工夫が必要。現代の学校での把握は難しい。教師は聖職にあらず。どうにかして助けたいとおもうながらもどうにも出来ない自分も社会ももどかしい。けれども、発信続けることが大切。2022/02/16

Twakiz

32
恥ずかしながら「ヤングケアラー」の用語も概念もあまり存じ上げなかった.子どもの弱い立場から家族ケアが強制されてしまい勉学その他に支障を生じる状況が多数あるのですね・・「家庭の事情に学校や行政など他者援助者が入りこむのは難しい」という点がやはり介入困難の原因.また家族の事情を外部に知られたくないという気持ちもまた至極当然である.取材者の熱意が社会的な改善につながっていってほしい(こういう他人事なコメントは嫌いだがでは自分個人に何ができるの?となると難しい)2022/02/27

katoyann

29
「大人が担うようなケア責任を引き受けている子ども」(同書95頁)のことを意味するヤングケアラーの実態について迫ったルポ。毎日新聞に連載された特集記事が基になっている。あとがきに書かれているように取材に至るプロセスの説明が長く、「内輪話」(あとがき)のように読める箇所が多いのは残念だった。 さてそんな不満はさておき、20人に1人がヤングケアラーに当たる。父子家庭で祖母を子どもの頃から世話した事例や精神疾患を抱える母の世話をする事例を読み、ケアにより学習権が侵害されているという問題を思い知る。読むと良いよ。2022/12/29

メチコ

14
良書。 ヤングケアラー… ここ数年で比較的よく目にするようになった言葉だが、問題そのものは昔からずっとくすぶっていたと思われる。 読了してみて己の認識不足が身に染みたよね。 問題のあぶり出し、周知のさせ方、家のお手伝いとの線引きなどなど、とにかくなにもかもが難しい。 子どもが主体の社会問題は表出させることが難しいと思ってはいたが、これはその最たるものなのかもしれない。 問題を掘り起こし社会に訴え支援対策へ向かうまでの流れと、章と章の間に流れる元ヤングケアラーの体験談。 すべてが読み応えありました。2023/03/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18918367
  • ご注意事項