日本経済新聞出版<br> ポストコロナの政策構想 医療・財政・社会保障・産業

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日本経済新聞出版
ポストコロナの政策構想 医療・財政・社会保障・産業

  • 著者名:小林慶一郎【著】/佐藤主光【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 日経BP(2021/11発売)
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  • ISBN:9784532359065

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内容説明

■オリ・パラ開催・観客論争、後手に回った感染拡大防止対策、PCR検査体制・医療体制の不備、ワクチン接種をめぐる縦割り行政、中央・地方政府間の連携の悪さ、医療専門家と経済専門家との不協和音、露呈したデジタル化の遅れ。さらに日本は、生産性・経済の低迷のために、長期衰退も、もはや絵空事ではなくなった。

■日本はコロナ対応において、どこで、何を、どう間違ったのか。危機を突破する道はどこにあるのか。カギはガバナンス(統治構造)とリスクシェアのあり方を変えることにある。

■経済学の知見をもとに、コロナ危機に対する数々の政策を早くから提言し続けてきた経済学者が、日本社会を立て直すための包括的な政策ビジョンを提示。コロナ対策をめぐる意思決定過程を間近で見てきた著者だけにしかなしえない観察、洞察にもとづき、豊かな構想力で描き出す。

目次

第1章 コロナ禍を乗り越える道――何が問題なのか?

第2章 医療政策のガバナンス――誰が決めるのか?

第3章 医療政策はどう決めるべきか?

第4章 医療のビジネスモデルの転換――かかりつけ医

第5章 これからの危機――コロナ禍から財政危機へ

第6章 ポストコロナに向けた税財政の国際協調

第7章 新たな個人への支援策

第8章 国と地方の関係の再構築を

第9章 長期衰退を回避する――デジタル化、新たなリスクシェア

第10章 企業の事業構造の転換――ビジネスモデルの転換、債務処理、雇用対策

第11章 コロナ後の経済・社会へのビジョン――ポストコロナ八策

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つーちゃん

6
むずかしい、、とりあえずメモ。医療・教育・政治・企業において、もともとICT化が遅れたたからオンライン授業やリモートワークへの切替が遅れたこと。危機を「回避」するのではなく「分担」する構造が必要だということ。年金や生活保護など守るべき体制は出来ているが勤労者(支え手)を支える体制は未熟だということ。コロナ禍による企業への補助金はゾンビ企業の延命に繋がりかねないこと。社会保障・財政の見直しに対して、国民は「知らぬが仏」、政府は「知らしむべからず」。日本のアルゼンチン化。勉強不足が祟ったよ。2022/03/08

Go Extreme

2
コロナ禍を乗り越える道―何が問題なのか?: コロナ禍が経済に与えたダメージ 健康か、経済か、二者択一なのか? 医療政策のガバナンス―誰が決めるのか? 医療政策はどう決めるべきか? 医療のビジネスモデルの転換―かかりつけ医 これからの危機―コロナ禍から財政危機へ ポストコロナに向けた税財政の国際協調 新たな個人への支援策 国と地方の関係の再構築を 長期衰退を回避する―デジタル化、新たなリスクシェア 企業の事業構造の転換―ビジネスモデルの転換、債務処理、コロナ後の経済・社会へのビジョン―ポストコロナ八策2022/01/23

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