内容説明
楽に歌えるテクニック満載。 もっと豊かな声を手に入れよう!
目次
第1章 身体の機能をアップしよう!
第2章 よい歌を歌うことと、身体との関係
第3章 アンサンブル力の向上こそがかなめ
第4章 練習は楽しく、効率的に
第5章 豊かな表現を実現するために
第6章 さあ本番!演奏会に向けて
第7章 駆け足でたどる合唱の歴史
第8章 お悩み相談コーナー
付録 合唱曲リスト(田中信昭のレパートリーより)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nao1
7
厳しい言葉の中に、歌のために心技体を磨くヒントが。継続は力なり、継続だけが力なりとの強い気持ちが伝わってきました。あとですね、知らないうちにダメなことをたくさんしてしまっていることがわかりました。大人の音楽の習いごとはゆるい指導が多いので、わからないまま数年経過することが少なくありません。指導者も「楽しく」を優先してくださるので細かいことはおっしゃらないことが多いです。こういった本で、ホントのところはどうなのか少しでも知ることができるのはありがたいです。2024/02/07
ふう
7
著者の具体的な実践を通して、大変分かり易く、「うまくなる」コツが書かれている。縁遠かった合唱の世界が、とても身近で楽しく感じられ、是非やってみたいという気持ちにさせられた。具体例が素敵。美しいハーモニーとは何か、の項目。「もしこれが看守の耳に届いたら、銃弾を胸にぶち込まれるかもしれない。それを覚悟で歌っている声が欲しい!」とのマエストロの指示で、自由を謳歌する一人ひとりの歌声が聞こえだした、という例。本質を常に見失わずに、技術的な向上の方法が紹介されているのがすばらしく、まずは読み物として楽しみました。2015/06/14
AKO
5
身体の機能をアップしようという第1章、よい歌を歌うことと、身体との関係という第2章が特に役立ちそう。やっぱり足元見なきゃというか基本が大事ね。一気に自分のスキルにはならないけど、少しずつ実践して覚えていこう!2017/02/09
ponsuke
5
☆5 合唱初心者に優しくその世界を教えてくれる素敵な本です。買ってよかった。2014/10/04
おかつさん
4
田中信昭先生のご指導をいただいた法政大学アリオンコールOBの一人です。自分達はどういう音楽を作っていきたいかを団員一人一人が真剣に考える。改めて気づかされました。やはり合唱ってすばらしいですね。2015/07/17