内容説明
沖永良部島を生活の拠点にしながら「笑顔あふれる持続可能な社会づくり」を提案する! 地球と人のためになる暮らし方を見つけた! ロングセラー『正解のない難問を解決に導く バックキャスト思考』の著者が環境改善や格差社会で限界に達した現代社会のあり方に異を唱え、沖永良部島を拠点にして「笑顔あふれる持続可能な社会づくり」を提唱する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱるる
12
ラジオで作者のことを知り手に取った一冊。 15歳で自立し大学までアルバイトしながら出たという。就職先を選んだのは採用試験に旅費と食事を出してくれた唯一の会社だったからとか。 会社では地球環境と経済の両立に悩み、その答えを探すため51歳で会社を辞め大学で研究。ついに「心豊かな暮らし方」の構造を見つけ出す。 その社会実装実験のために61歳で大学を辞め沖永良部島へ移住して7年。すでに島に大学、大学院まで作られた。未来の子供たちのためにもうひと働きしなければという。 表紙の日焼けした笑顔の作者が印象的。2021/09/12
Go Extreme
3
45歳で沖永良部島と出会って 沖永良部島に一目惚れ 笑い顔と笑い声、ステキで不思議な島の人々 地球環境と経済は両立しない─ 会社を辞めて東北大学へ 51歳の決断: 朝から晩までじっくり考えなければ答は出ないぞ この島には何もないけれど何でもある─ 沖永良部島に移住 心豊かに生きるとはどういうことか: 新しい豊かさの価値ーものから心へ 生物多様性の劣化は文明崩壊に 新しい暮らし方のかたち ─ 制約のあるところに楽しさがある: バックキャストという思考法 日本人が持っている素晴らしい思考システムが未来を創る2021/07/20