不安と折り合いをつけて うまいこと老いる生き方

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不安と折り合いをつけて うまいこと老いる生き方

  • 著者名:中村恒子/奥田弘美
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • すばる舎(2021/08発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784799109915

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内容説明

『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』、待望の続編!
「人生100年時代」の後半戦に待ち受ける、憂鬱なあれこれと、うまいこと折り合いをつけて生きていくコツを、92歳の精神科医・中村恒子先生と、54歳で同じく精神科医の奥田弘美先生のコンビが対談形式で語り尽くします。
老い、孤独、人間関係、終活など、シニアの深刻な悩みにそっと寄り添い、答えを出してくれる一冊です。

目次

第1章 老いを受け入れるほど人は幸せになれる
第2章 人間関係はどんどん手放していく
第3章 「これまで」や「これから」で頭を満たさない
第4章 「死」との向き合い方はちゃんとある
第5章 終着駅に笑顔で降り立つために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

油すまし

50
92歳の精神科医中村先生と、54歳の精神科医奥田先生の対談。「これまで」や「これから」で頭を満たさない。人生の正解は、終わらないとわからない。人生に正解も不正解もない。「人生万事塞翁が馬」とはよく言ったもの。そのときはラッキーやと思ってもあとからどうかはわからないし、逆に不運な出来事があったとしても、巡り巡って幸福に繋がっていくこともある。しでかした失敗も自分の肥やしになって、なんの拍子に幸運を拾ってきてくれるかもわからん。深刻に捉えず、自分を責めるより、ちょっと甘く、前に一歩でも進んだ方が役に立つ。2022/09/05

zag2

36
お二人の話に無理がない。そうだよなあ、と納得しながら読みました。人間関係はどんどん手放していく、というのも腑に落ちました。「たかが一人や二人に嫌われたところで、死ぬわけじゃなし」そうなんです。ですが、ついつい嫌われないようにと気にしてしまう。そのあたりを上手く捨てていくことが秘訣のようです。2022/02/02

ミライ

35
『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』の続編。92歳の精神科医・中村恒子さんと54歳の精神科医奥田弘美さんのコンビの対談形式で、カッコよく生きる方法が語られた一冊。精神科医の語りということで、今ここに集中するマインドフルネス絡みの話や、長生きするための食と睡眠の話もあり面白い(戦争の時代を生き抜いた人は本当に強い心を持っているなと)。人生を極めた人の究極の心の処方箋といえる作品で、読むと元気になれるし、人間関係で悩んでいる人に特にオススメ(読めば悩んでいたのが馬鹿馬鹿しくなるハズ)。2021/10/18

マカロニ マカロン

32
個人の感想です:B。本書のテーマは「後半生を上機嫌に過ごすには、コツがいる」。SNSで広く浅いつながりはストレスの元、沢山の人と関われば関わるほど価値観の合わない知り合いが増える。友達100人作るより気の合う親友を作る。一人二人に嫌われても気にしない、一人は気楽、孤独死は人の負担にならないから望むところ。「自分でご飯が食べられなくなったときが死に時」で延命治療せず尊厳死を迎えたい。私も認知症になったら、介護施設に入所し、不治の病にかかったら『ライオンのおやつ』のようなホスピスに入所したいと思う2022/02/27

パフちゃん@かのん変更

29
中村恒子先生好きだ。年を取ると気楽になる。性別の縛りや人の目から解放される。人を動かそう変えようとするから辛くなる。「あきらめる」相手に対する要望が多すぎると辛くなる。友達が多いほうがいいというのは思い込み。交友関係が広がると悩みも増える。人間関係のコツは余計な欲を持たないこと。家族も友人も近づきすぎないこと。自己嫌悪は「しゃあないな」とあきらめさっさと寝る。「やりたいこと」はやっておく。延命治療は絶対に要らないと書いておく。2022/09/22

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