じっぴコンパクト新書<br> 英語対訳付き 世界の流れがよくわかる アメリカの歴史

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じっぴコンパクト新書
英語対訳付き 世界の流れがよくわかる アメリカの歴史

  • 著者名:島崎晋
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 実業之日本社(2021/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784408112145

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内容説明

アメリカの「内実」を知らなければ、世界は見えてこない

アメリカの全体像を知るには、やはりその歴史を見直すよりほかない。
建国からわずか二五〇年に満たない歴史とその前史に、
答えにつながるヒントがあるはずである。

初期の入植者はどういう人びとだったのか。
なぜイギリスから独立する必要があったのか。
憲法には何が記されているのか。
どうしてイギリス本土と人の気質が異なるのか。
どうして経済・軍事大国となりえたのか。

本書の大きな特徴は歴史性に重きを置いている点だ。
歴史には文化や宗教も伴なわれる。始まりから順を追って見ていくことで、
トランプ大統領誕生の秘密も明らかになるはず。
また、歴代大統領が国民をどう導こうとしていたかがひと目でわかるよう、
代表的な大統領演説の一部を日英対訳で掲載している。

【本書の内容】
序章 トランプ大統領の誕生は必然だったのか
トランプを当選に導いた「アメリカ第一主義」とは?
大義名分によってつくられた大国アメリカ
「世界の警察」放棄の裏に潜むものとは?
コラム アメリカ大統領選挙のシステムとは?
■アメリカ大統領演説1ドナルド・J・トランプ大統領の就任演説(抜粋)

第1章 アメリカ合衆国の誕生
アメリカに白人移民が進んだ理由とは?
北米をめぐるヨーロッパ列強の戦い
反英感情から生まれたアメリカン飲料
独立時の十三州はどことどこか?
米ドル紙幣に描かれる偉人は誰と誰か?
合衆国憲法にはどんな特徴があるか
■アメリカ大統領演説2リンカーン大統領のゲティスバーグ演説

第2章 西部開拓と先住民の悲劇
アメリカの国土を広げた戦略
モンロー主義に秘められたアメリカの野望
強制移住をさせられる先住民たち
「アラモを忘れるな」が魂に刻み込まれたメキシコ戦争
金鉱の発見とゴールド・ラッシュ
アメリカの根底をなす信仰復興運動
■アメリカ大統領演説3ローズベルト大統領の教書「4つの自由」(抜粋)

第3章 南北戦争と奴隷解放
国中から大ブーイングを浴びせられたアラスカ購入
南北戦争の一番の争点はどこにあったか?
奴隷解放で何が変わったか?
旧移民と新移民の違いはどこにあるか?
ジャズ、ブルース、ゴスペル……と、続々誕生した新音楽
アメリカが経済大国になった理由ーー巨大資本の登場
■アメリカ大統領演説4ジョン・F・ケネディ大統領の就任演説(抜粋)

第4章 アメリカの世紀
フロンティア・ラインの消滅宣言
T型フォードの発売に始まる大量生産・大量消費の時代
ライト兄弟からリンドバーグへ大空への夢が飛翔する
禁酒法によって生まれた暗黒街とアル・カポネによる「聖バレンタインの虐殺
全米の話題をさらったアメリカの教科書問題「モンキー裁判」
コラム 不況対策から生まれた不夜城ラスベガス
■アメリカ大統領演説5レーガン大統領の演説(抜粋)

第5章 冷戦と公民権運動
第二次世界大戦と日米開戦
世界を震撼させたキューバ危機
コラム 真相が深い闇のケネディ暗殺
黒人の権利拡大に努めたモハメド・アリとマルコムX
ベトナム戦争とヒッピー文化
世界を驚かせたニクソン訪中
先住民が怒りを爆発させたアルカトラズ占拠事件
イラン革命とテヘラン人質事件
■アメリカ大統領演説6ジョージ・W・ブッシュ大統領の9・11テロ攻撃に関する演説(抜粋)

第6章 テロとの戦い
冷戦終結で唯一の超大国になったアメリカ
繰り返される黒人暴動
アメリカは世界一危険な国になったのか?
アメリカ史上初めての黒人大統領誕生
急増するヒスパニック系移民に対して反移民感情を抱く本当の理由とは
現代アメリカの根底に根づくキリスト教の教えと使命感
■アメリカ大統領演説7オバマ大統領の広島演説

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

23
この書だけでは足りないが、アメリカの歴史書だけでは見えてこない部分に発見があり参考になった。アメリカンコーヒーは茶会事件に由来。焙煎器具が少なく産み出された。(コーヒー豆はどこから仕入れたのか?)アイルランドでポテト飢饉が5年続き、米国への移住が増えた。オバマの広島でのスピーチで米兵のPOWが亡くなっていることを認めている。しかし日系アメリカ人も多くいたことには触れていない。トランプの就任演説も一部掲載。簡潔で分かりやすいが何処へ向かうことやら。2017/04/17

まめ@暫くイン率落ちます

5
残り数ページの所で本棚にしまってしまい、他本を読んでいました。アメリカ大陸発見、独立戦争、世界恐慌、そしてオバマ就任ートランプ就任まで。白人至上主義、イデオロギー、他国との戦争細かく書かれていたので読むのに少し疲れつつ読了です。2017/05/23

うえちゃん

2
戦争と思惑、時に殺戮の歴史は自分には合わなかったのか、なかなか読み進めにくかった。アメリカだけが血塗られた道を歩んできたのではなく、どこの国も多かれ少なかれ同様。日本だって長い歴史の中で内戦や他国との戦争を繰り返してきた。だからこそ今の(完全ではないが比較的)保たれた平穏な日常があるのであって、それを享受できることに感謝しようと思えました。2022/07/24

カルロ・イータン

2
アメリカはまさに移民の国。人種のるつぼと言われるようになった経緯が理解できた。州が形成されていく様子は、現在の大統領選さながらの陣取り合戦のようでおもしろい。タイトルにもあるように、アメリカの歴史は世界との関わりの中にある。そこに宗教が深く関わっている事実は、日本人には理解し難いところかもしれない。おおまかな流れであるが、アメリカの歴史を学んだことで、国民がトランプ大統領を選んだことも納得できる。2017/04/20

Masa

1
書店新刊コーナーにて発見、購入。成り立ちから特殊な他民族人工国家アメリカの歴史。歴史が短いからといって簡単ではないね。アメリカの歴史=戦いと征服、偏見と差別の歴史である事が分かる。ネオコンとキリスト教福音派のお陰で世界はますますおかしな方向へ進んで行きそうな予感。しかしこの本、誤字が多いな。2017/10/31

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