ミッシィ<br> 三十路ゲイ、勃たなくなりました。 ~自己否定と闘った1460日~

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ミッシィ
三十路ゲイ、勃たなくなりました。 ~自己否定と闘った1460日~

  • 著者名:ミナモトカズキ【著者】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 宙出版(2021/04発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784776797227

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内容説明

ゲイで漫画家のミナモトさん。
長年つき合った彼氏と別れ、次の恋を探そうとするけれど…
肝心のアレが勃たない!?

解決策を求めて出会い系をさまよったり、
自分のフェチ心に正直なプレイを試したり、
最後の砦のED治療薬にすがったり――

「いろいろ試しても、ダメな自分」
自己否定のループにはまって闘い、向き合い、受け入れるまでの
4年間を描く実録エッセイコミック。
ここでしか読めない後日談やおまけ漫画も収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのじつ

10
ご自身の体験をコミックエッセイとして描かれたご本。初めて付き合った人と10年後に別れ、30代でフリーになった著者。どうやったら恋人が出来るのか?長く穏やかに付き合える人がいいのに、そんな人いない?!それ以前に心因性のEDは治せるのか?…ゲイならではの出会い方や付き合い方もあるようだけど、自己肯定感を求めてさまよう姿は男女問わず共感できるのでは。特にミナモトさんの話し方は客観視と丁寧な語り口がゲイ文化に免疫のない方にも自然に響くと思います。骨身を削って得た人生の果実、素直におめでとうを言いたくなります!2023/11/23

へへろ~本舗

3
読んでいて苦しくなったけど、ミナモトさん、よく頑張った。2023/04/14

huchang

2
女性は化粧で顔にさわるたび、そして他者(言うてほぼ男性だけど)からの視線や扱いで自分の衰えや自尊心の置き場所を徐々に変えざるを得ない。加齢に伴う勃ちの悪さ以外は、男性はきっとこんな形で、いきなり自尊心の置き場所問題に正面から向き合わされるのだろうな。いきなりというのは、相当に重大な問題だったはずで、よくもまぁたった4年である程度のリカバリーができたもんだとみなもと氏の聡明さと誠実さ強さに頭が下がる。みなもと氏が自分で信用を得てきた人たちがみんな優しいのも、なんか、とてもいい。2021/04/16

gachin

1
不安と自己否定で心身に不調が出るという話。本人が書いてるように、性別問わず広く若者一般に敷衍できる話だった。2022/02/01

もこもこ

0
自分に自信をなくして、対等な人間関係の築き方を見失ってしまうのは、普遍的な悩みだと思う。ただ、自信を喪失した原因が勃起不全だった場合、一人のときならクララも(自主規制)のだし、と、見ないふりしてる人が多いのではないだろうか。本来、勃起はコミュニケーションの手段なのだから、EDの解決は勃つことではなく、好きな誰かと健全なパートナーシップを築くのがほんとうのゴールなんだなぁ、と、この本で気づかされた。この作者はハッピーなゴールにたどり着いた。だからこの本が描けた。ほんとに頑張ったんだなあ、としみじみ。2023/04/01

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