内容説明
もえつき(バーンアウト)のリスクが高いのは……「医療・福祉・教育」の専門職やボランティア、家族を介護している人、うまくいかない子育てに悩んでいる人、家庭内の問題に悩んでいる人、上司と部下の板ばさみになっている人、がんばり屋の人、など。誰かの面倒ばかりみて、自分を忘れていませんか? 自分をかけたはずの仕事につぶされていませんか? 職場で、家庭で、人間関係の中で疲れ果てていませんか? 誰かの役に立ちたいとがんばっているうちに、いつしか自分自身が消耗し、人と関わることが苦痛になって……。極度に進行した<もえつき>は、人生そのものを破壊してしまうのです。<もえつき>の進行をくいとめる方法が、この本の中にあります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ten ten
5
休職したのはまさに「燃え尽き」が原因でした。 育ってきた環境、偏った物の見方・考え方、ストレス、、色んな要素が絡み合って起きたのです。 刺さる言葉だらけでした。 これからの生き方を変える指針になりました。辛いですが、自分自身と向き合う事を恐れずに進んでいきたいです。2022/12/20
シナモン
4
「境界線があいまい」だと何かとよろしくない。そこにはバーンアウトシンドロームに陥る危険なものがある・・・。例えば、自分以外の人間の取るべき責任をなぜか一生懸命負ってしまったり、他人の感情に責任を取ろうとしてしまったり。自分の時間を容易に明け渡してしまうのも、境界線があいまいなせいかもしれない。もっと恐れずに自分を大切にして良いというメッセージにあふれた良書でした。 2013/05/15
虹
2
わたしは精神的もえつきというより腰痛がいまだにひどく、なおらないのでやる気が出ないことがわかった。無理はやめて休養で改善してきた。その間 母親からのそんなの平気で働け等の思いやりのない言葉は実際にいわれた。そのような思いやりのない言葉は無視し自分を大切にしている。ここにある、なりやすい職業についていたのだが丸投げでいきなりの新人にしては、もえつきはせず長らく続けられたのは相談できる人と一緒にやっていたことが救われたのだとおもった。子供時代の親からの刷り込みもここでも影響しているとある。2018/08/12
そらいろのワンピース
2
“がんばりすぎの人に提案したい信念”はノートに書き留めた。 ときどき見て、周りの人ではなく自分の気持ちを大切にしているか確かめよう。2018/07/30
コジターレ
2
読メ登録前に読了。