内容説明
地球の大きさはどうやって測った? そもそも「小数点」とは? 「集合」が現代に欠かせない理由とは? ……素朴な問いから、知られざる女性数学者の生き様まで、驚きに満ちた数学の世界へ案内します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoshihiro Yamamoto
1
B 書店でパラパラ見た感じでは面白そうだった。前半の「数学の歴史」的な話は面白かったが、「女性数学者の素顔」のパートでは、前後の話との繋がりがよく分からず、せっかく人類の数学的発展の歴史が分かりつつあったのが分断された感があった。その後、最終章「数学ほど役に立つものはない」では、「集合と論理」「ブールの数の世界」の説明と現代的な話「コンピュータ」との繋がりを説明するが、それまでの丁寧さが一転して通りいっぺんの説明ので、とても理解できなかった😢一番身近で重要なところなので、詳しく知りたかった。残念。2025/08/18
nagata
1
数学がこれだけ実生活に応用されているなかにあって、形式的な数学の解法などほとんど無意味。それよりも、筆者のいう通り、どのようにして数学で使われている考え方が産み出されたのかが重要であることを改めて感じた。読みやすさを優先し、中身が決して十分展開できないところもあったが、それは読み手がさらに関連本で深めればよいこと。いろいろ参考になりました。2021/03/25
siomin
0
実生活でどれだけ数学が役立っているのかを説明つつ、数学の面白さを伝えている一冊。私は極度の数学嫌いなので指数のあたりはきつかったが、江戸時代の数学の話は面白かった。塵劫記は生活に役立つ数学を伝えつつも、数学の本質にも迫るところもあるとは。塵劫記も一度じっくりと呼んでみたいと思った。2024/03/09
黒とかげ
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このくらいのレベルならば、今の自分でも理解できる。少しずつでも数学レベルを上げていかなければ……。2023/05/04