ぼくの村は壁で囲まれた パレスチナに生きる子どもたち

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ぼくの村は壁で囲まれた パレスチナに生きる子どもたち

  • 著者名:高橋真樹【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • (株)現代書館(2020/12発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784768458020

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内容説明

子どもたちの視点から伝える、パレスチナ問題の新しい入門書!

何世代にもわたり、故郷に帰れないパレスチナ難民。700キロにも及ぶ巨大な壁に囲まれ、軍隊に脅されて暮らす子どもたち……。パレスチナの子どもをめぐる状況は、日増しに悪化している。そんな中、新たに誕生した米国のトランプ政権は中東をさらに混迷させるのか? 占領とは何か? エルサレム問題とは? パレスチナで誕生した新しい非暴力ムーブメントとは? 中東はもちろん、世界情勢を知るための必読書。

【著者】
高橋真樹
ノンフィクションライター。平和協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞、放送大学非常勤講師として「パレスチナ難民問題」の授業を担当。世界70ヶ国以上をめぐりながら、持続可能な社会を目指して、取材、執筆活動を行う。パレスチナには、本書で紹介したNGOなどを通じて難民支援活動にも携わってきた。 著書にイスラエルとパレスチナの若者たちの出会いを描いた『イスラエル・パレスチナ平和への架け橋』(高文研)をはじめ、『そこが知りたい電力自由化―自然エネルギーを選べるの?』(大月書店)ほか多数。

目次

はじめに――パレスチナ問題から世界が見える

1章 壁と入植地に囲まれたぼくの村
2章 「占領」とは何か?
3章 パレスチナ問題の歴史をたどる
4章 難民キャンプの子どもたち
5章 インティファーダ――ぼくは石を投げた
6章 ガザ――空爆は突然やってくる
7章 イスラエル市民はなぜ攻撃を支持するのか?
8章 非暴力で闘うパレスチナの若者たち
9章 米国、国際社会、そして日本は何をしているのか?
10章 わたしたちにできること

あとがき――それでもパレスチナ問題が遠いあなたへ

パレスチナ問題関連年表
パレスチナ問題を知るための本&映画のリスト

コラム
 ①ユダヤ人とは誰か?
 ②なぜ「ホロコースト犠牲者の国」が、パレスチナ人を迫害するのか?
 ③分断されるパレスチナ人
 ④エルサレムは誰のもの?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aster

64
世界市民として、余裕のある人間は絶対に読まなければならない。パレスチナ問題の本質はテロや宗教などでは無い。人間の絶望と歴史の積み重ねである。中東のニュースを見て漠然と「テロは良くない」等と軽く考えていた過去の自分に吐き気がする。そしてそうした自分には関係ないと思っている人もパレスチナ問題には関係してくるのだ。パレスチナ問題について知れば知るほど人間の業の深さを知る。誰かに責任をなすり付けて解決出来るものではないのだ。2020/03/01

どんぐり

63
現代のアポリアでもあるパレスチナ問題。検問所で人々の移動を制限し、入植地で土地を奪い、分離壁を建設して残った土地を併合するイスラエルの対パレスチナ政策が、米国の在イスラエル大使館のエルサレム移転によってさらに混迷をみせている。このパレスチナ問題の歴史をたどりながら、「難民」と「占領」をキーワードに解説したのが本書だ。アラブ人とパレスチナ人の違い、なぜホロコースト犠牲者の国がパレスチナ人を迫害するのか、過激な暴力を振るうイスラエルの姿勢をなぜ国際社会が黙認するようになったのか、とてもわかりやすく書いてある。2018/05/25

樋口佳之

62
イスラエルという国家がパレスチナ人に対して行ってきたことは、「ホロコースト」や「アパルトヘイト」と同じように、人類の歴史に残る巨大な犯罪行為です。それを「イスラエル対パレスチナの紛争」ととらえると事態を見誤ることになります。この問題は、たった今ホロコーストのようなことが起きているとしたら、現代のアンネ・フランクが声も出せずに恐怖に震えているのだとしたら、あなたはそれを黙って見過ごすのか、という問題/「天井のない牢獄」の比喩は不適切だな。牢獄って一応罪のある人が入る事になる場所なのだから2023/11/15

ころりんぱ

43
少し前に池上さんの番組でやってたパレスチナ問題。歴史的背景や今パレスチナで起こっていることが随分わかるようになった。確かにこの本はパレスチナ贔屓な書き物かもしれない。でも、住んでいた地域が侵攻され占領され、自分たちの人権が迫害される毎日、当のパレスチナの人たちにとったら、生活そのものが破壊され、命にも関わる大問題。イスラエルは米国を味方につけて好き放題。国際法なんてそっちのけで暴れ回っている。米国議員たちを影で縛っているユダヤ・ロビーの存在、米国を立ててイスラエルに味方する日本。いいの?と唖然とする。2017/08/01

ちえ

42
パレスチナ、紛争地帯だということは知っていても(国際問題って難しいんだよね)とわからないままになっていた。その問題をこの本からわかりやすく教えられた。そこでどんなことが実際行われているのか。ユダヤ人、シオニズムの歴史やイスラエル建国、他の国々がどうかかわってきたか。未来を信じて行動している若者たちの姿に希望を感じるが本が書かれた3年前からまた状況は変わっているだろう。個人的にはエリ・ヴィーゼルについて様々に思わされるところ。自分たちを守るためには他の人たちをないがしろにするしかないのだろうか…。2020/08/02

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