【増補改訂版】コンゴ共和国 マルミミゾウとホタルの行き交う森から

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【増補改訂版】コンゴ共和国 マルミミゾウとホタルの行き交う森から

  • 著者名:西原智昭【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • (株)現代書館(2020/10発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784768458778

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内容説明

中部アフリカのコンゴ共和国で、いま何が起きているのか――。自然との共生の道を探る。

中部アフリカのコンゴ共和国で、いま何が起きているのか――。熱帯林に生息するゾウやゴリラなどの生態調査、環境保全に携わる中での内戦や森林伐採業との対峙、貨幣経済の浸透が先住民に与える影響など現場のリアルを伝える。今回増補改訂版で、ゲリラ豪雨やエボラ出血熱など最近世界を揺るがせている問題とコンゴ共和国との関係を浮き彫りにする新章が加わった。京都大学総長・山極壽一氏推薦。

【著者】
西原智昭
1989年から30年以上、コンゴ共和国やガボンなどアフリカ中央部熱帯林地域にて、野生生物の研究調査、国立公園管理、熱帯林・生物多様性保全に従事。国際保全NGOであるWCS(Wildlife Conservation Society;ニューヨークに本部があり)の自然環境保全研究員。NPO法人アフリカ日本協議会・理事。京都大学理学部人類進化論研究室出身、人類学専攻、理学博士。現在、星槎大学共生科学部特任教授。

目次

プロローグ

1.熱帯林とゴリラとの出会い
2.虫さん、こんにちは
3.森の中で生きるということ
4.熱帯林養成ギプス、内戦、そして保全業へ
5.新たな旅立ち~森から海へ
6.森の先住民の行く末
7.人類の自然界利用と保全(その1)~ブッシュミート、森林伐採、象牙
8.人類の自然界利用と保全(その2)~海洋地域での漁業と石油採掘
9.人類の自然界利用と保全(その3)~日本人との深い関わり
10.日本における保全に関する教育とメディア
11.ぼくの生き方~自分に強く関わること同士のつながり
12.さらに隠蔽される“真実”

エピローグ

あとがき~増補改訂版に向けて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じじょ

1
日本から遠い、遠い国。アフリカ中央部熱帯林地域、コンゴ共和国とその周辺各国。 そこで何が行われているか知らなくて当然、関心を持てなくて当然というわけにはいかない現状。 森林伐採、野生動物の密猟、日本だって関係している象牙の問題等、盛りだくさんで息が詰まる思いだった。 特に、象牙のために殺された頭のない像の写真が衝撃的だった。2021/06/24

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