都市5.0 アーバン・デジタルトランスフォーメーションが日本を再興する

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍

都市5.0 アーバン・デジタルトランスフォーメーションが日本を再興する

  • ISBN:9784798165479

ファイル: /

内容説明

都市が次世代のデジタルトランスフォメーションの主戦場となる。
IoT、ビッグデータ、MaaS、デザイン、コミュニティ、環境技術…。多様な分野から成るエキスパート集団による、「課題先進国」日本の再興のための処方箋。

◎推薦文
DX以降の都市論が凝縮、次の企業・個人の形がみえる
―尾原和啓(『アフターデジタル』共著者)

日本は20世紀から持ち越してきた多くの都市問題に加え、都市のハードとソフトに起因する新たな諸課題に直面している。

本書は、こうした課題を解決するのは「アーバン・デジタル・トランスフォメーション(UDX)」であると提唱する専門家集団による提言の書。

センシング技術やビッグデータ解析、アルゴリズム構築に代表される「データ&アナリティクス」、デジタル技術によって得られたデータを活用しつつ「人間中心」のデザインというUDXのテーマ領域から、各分野のエキスパートが、社会的課題解決と日本にとってのビジネス機会を提案する。

【目次】
序章 なぜ今、「都市」なのか?
■第Ⅰ部 都市とは人間拡張の最大形態である
第1章 都市は人間の「脳」の拡張として誕生した
第2章 都市という名の人間拡張が加速した時代
第3章 サイバーとフィジカルが融合する時代
■第Ⅱ部 都市5.0へ向かうデータと分析
第4章 ビッグデータによる「都市の脈動」の把握
第5章 IoTとAIによるインフラマネジメントの一大変革
■第Ⅲ部 都市5.0を実現する設計思想
第6章 IoTとAIによる人間中心の都市像
第7章 都市を人間中心で設計する:MaaSからCaaSへ
第8章 コミュニティ創造による「個人の都市」の実現
第9章 グリーンインフラによる都市の持続的成長
終章 アーバン・デジタルトランスフォメーションの時代に

※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TK39

2
従来のスマートシティ論議はIOTの延長線上、テック企業がデータを集約するために主導してきた。新しい都市は人間中心、コミュニティの再構築を重視する必要あり。新しいモビリティと配送の掛け合わせがCity as a Serviceにつながっていく。 スマートシティというと監視社会につながるのではという疑念に対する考えであり、個人的には共感できる。 便利になってほしいが、それだけではない。2020/04/26

sab

1
黒川紀章氏が提唱した神⇒王⇒商人⇒法人⇒個人の都市の変遷の5相目が都市5.0である。センシングによるデータ取得・解析・ソリューション化・利用・コミュニティ形成を人間中心・ユニバーサルデザインによってこれを実現していく。ブロックチェーンのユースケースとして交通ルールを守って渋滞改善への寄与の定量化といった想定がされているのも面白い。Googleはトロントのスマートシティ化をとれなかったわけだが、中国は(個人の権利の問題を於いて)それ以上にこのDXを推進しており、この点を深堀りたい。アフターデジタル以外だと…2022/08/28

delsaluto 1

0
デジタルトランスフォーメーションに関する本の多くが、サービスや業務等のソフト面についてのものだが、本書は都市と言うハードウェアの側面から、デジタルトランスフォーメーションの影響を分析している。 そういった点で独特であり、非常に面白いテーマではあるが、まだまだ議論がしつくされていないような印象を受けた。ただ、これからの議論のスタートとしては面白い内容だった。2023/07/25

茶屋博紀

0
取り扱っているテーマが面白い。2021/03/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15380499
  • ご注意事項