内容説明
我は、我を殺せるような勇者が欲しいのだ。 魔王による勇者育成計画――それは、全人類に恐怖をもたらす魔王アレスの気まぐれか。 国を、民を、仲間を守りきれなかった勇者イレーネは処女を奪われてもなお生かされ、たび重なる凌辱調教に啼かされていた。「くっ、絶対にお前を殺してやる!」 怨嗟のこもった瞳で睨みつけるも、M字に両脚を広げさせられ、耐えきれぬほどの屈辱と快感が与えられる。「その調子だ、どんな逆境にも挫けぬのが、勇者なのだろう?」 鎧を剥ぎ取られ、たわわに実った乳房と濡れた淫裂を露わにした勇者を魔王が嗤う。 何度も何度も絶頂の淵に叩き落とし、立ち上がるたびに犯し尽くす! 復讐を誓う美囚の勇者と、復讐を願う嗜虐の魔王――監獄の駆け引き!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
18
表紙が渋可愛くて購入。挿絵は渋格好良くえっちな感じで良かった。 物語は強敵を求める魔王が人間の娘を鍛えて強敵に仕立て上げようとする話。事ある毎にえっちな手段を交える魔王の手法がどう見ても育成向きじゃないというか、伸ばすパラメーターを間違えてる感が凄い。 最終的に失敗しても「まあこれはこれで」と気にしない魔王の大物っぷりが妙に面白かった。2019/11/25
nishiyan
12
魔界では自らを脅かす者がいなくなった魔王アレスが人間の住む世界へと転移する。そこで出会った剣聖の再来とうたわれた勇者イレーネを自分と匹敵する力を持つ勇者へと育成する凌辱系ダークファンタジー。勇者としての修行とともに描かれる凌辱シーンはなかなか激しいが、アレスなりのさじ加減が効いていて絶妙ではある。快楽を与えられながらも一矢報いようと心が折れないイレーネは最後までアレスの手の上で踊らされていた感じがある。凌辱されるたびに強くなるというよりも、より深い絶望へと物語が進んでいく感じはゾクゾクした。2019/11/25
えすてい
5
美少女文庫では珍しく、凌辱寝取り系。パラダイムではしばしば取り上げられるシチュエーションで、甘いイチャラブハッピーエンド路線を得意とする美少女文庫では凌辱して寝取り、洗脳して言いなりにさせる展開は珍しいと思う。今までの美少女文庫らしくないといえばそうとも言えてくる。本当に「暗い」。2019/11/22