新蒸気波要点ガイド ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス2009-2019

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新蒸気波要点ガイド ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス2009-2019

  • 著者名:佐藤秀彦【著】/New Masterpiece【編】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • DU BOOKS(2020/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 750pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866470863

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内容説明

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近未来? ノスタルジー?
インターネット発の謎多き音楽ジャンル「Vaporwave(ヴェイパーウェイヴ)」の誕生から現在までを紐解く、
世界初にして唯一の“レコード屋では売っていない音楽”のディスクガイド。

大好評のZINEが装いも新たに登場!
本書は、2017年に発売されるや即日完売となり、
現在は中古市場で高額取引されているZINE『蒸気波要点ガイド』の大幅増補改訂版です。

〈目次〉
・はじめに
・Vaporwave Girls Illustration (イラスト:ぼーぶら(ピンクネオン東京)、西尾雄太)
・作品レビュー
part 1 2009-2013 - New Deluxe Life
part 2 2013-2014 - Hit Vibes
part 3 2014-2015 - Birth of a New Day
part 4 2015-2017 - Vaporwave is Dead?
part 5 2017-2019 - Vaporwave Now
part 0 1980-2009 - Proto-Vaporwave
・蒸気波のルーツを求めて~Pre-Vaporwave対談
・インタビュー
骨架的
Robin Burnett (INTERNET CLUB)
Neon City Records
豊平区民
Seikomart
Equip
・めくるめく蒸気波ジャケミュージアム
・Vaporwave Dictionary 蒸気波大辞典 (文:ばるぼら)
・蒸気波フィジカルリリースの世界 (文:捨てアカウント)
・インターネットのPlastic Love (文:動物豆知識bot)
・クラウド・ラップ/ローファイ・ヒップホップについて (文:小鉄)
・蒸気波分布図 (文:赤帯)
・Vaporwaveからゲームへ (文:さやわか)
・Vaporwaveはアニメを必要とするか? (文:動物豆知識bot)
・ミームと大義なき聖戦 (文:銭清弘)
・Vaporwave年表 (文:ばるぼら)
・Vaporwaveの未来~Pre-Vaporwave対談

〈レビュー・特集執筆陣〉
ばるぼら/さやわか/捨てアカウント (Local Visions)/sen kiyohiro/小鉄昇一郎/ブギー・アイドル/imdkm/糸田屯/動物豆知識bot/ESC TRAX (ebi1000/suesett/Ca5)/庄野祐輔 (MASSAGE MAGAZINE)/赤帯/フミ/ΔKTR/hitachtronics (New Masterpiece)

装画: Andreas Gaschka

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネジ

31
★★★★★ インターネット上で生まれた音楽ジャンル:Vaporwaveの解説書。この音楽ジャンルは自分一人で調べて全貌が掴めず本書を購入したが、隅々まで解説が行き渡り、シーンの考察も深く驚嘆した。理解が深まり、さらにVaporwaveを愛することができた。2024/01/08

Mentyu

6
80年代を中心とした時期のコンテンツ(およびそれに類する雰囲気)のエモい部分を切り取り、当時与えられていた意味を抜き去って、ミームとして大量消費する。もはや音楽に留まらないとされるヴェイパーウェイブの核にあるのは、どうもそういう風潮らしい。近代を解体しようとした80年代のポストモダン的な諸々を更に解体して、美味しいところだけ詰め合わせて享受するというのは、ある意味ではインターネットの発展という熟成期間を置いてポストモダンが完成した姿のようにも思われる。2020/02/02

Atsumi_SAKURADA

3
ユリイカで特集が組まれるほどのVaporwaveは、それだけいろんな人に何かを語らせるという点において何らかの「現代アート」な感があります。ただし、価値を示すのは再生数とダウンロード数で、本当に値段がつくのは複製数が限定的なカセットテープですが(浮世絵?)。本書はその作品カタログなのですが、レディメイドの改変と捏造の試みの便覧でもあります。二流品と二流品を混ぜても一流品になることはあり得ない…かどうかは不明ですが、自分が流したい音源を流すということを最も強く肯定するジャンルとはいえそうです。2021/08/12

ルンブマ

2
vaporwaveの起源に関してよく話題となる、Vektroidの発言(「坂本龍一がvaporwaveを30年前に作った」)は、神格化されすぎだと思うな。2022/12/15

ひつじ

2
Vaporwaveという言葉の定義から成り立ち、関連する各ジャンルへの派生、代表的なディスコグラフィなどを紹介した文字通り要点ガイド アーティストへのインタビューや「Vaporwaveにアニメは必要か」といったコラム、レーベルの傾向、アートワークに頻繁に参照されてきたTVゲームが逆にVaporwave的モチーフを参照するようになってきた(スプラのオクトエキスパンションとか)などなど興味深い内容盛りだくさんでめちゃくちゃ面白かった 今更だけどディスコグラフィ全部メモしたからこれから掘るぞ〜〜2021/09/18

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