実存的変容 人類が目覚め「ティールの時代」が来る

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実存的変容 人類が目覚め「ティールの時代」が来る

  • 著者名:天外伺朗【著】
  • 価格 ¥1,815(本体¥1,650)
  • 内外出版社(2019/11発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862574787

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内容説明

今、明治維新と第二次世界大戦の敗戦後に匹敵するパラダイムシフトが起こりつつある。
このふたつの変化は、外側から引き起こされた外部要因のパラダイムシフトだったが、
いま、私たちが直面している大変容は、内部要因、つまり、個人の意識の変容だ。 自律分散型の新しい組織運営、企業経営が生まれ始めている今、
これからやってくる「ティールの時代」には、そのような経営者、
リーダーたちの個人の意識の変容、「実存的変容」が求められている。

フレデリック・ラルー『ティール組織』で触れられる、
個人の意識の成長・変容についての記述について、より深く探究し、
ティール組織へと至る道筋に迫った、経営者・リーダー層の必読書。

人類が生まれ変わり、そして、経営も生まれ変わる。
経営者の「メンタルモデル」別のティール組織の様相など、
これまでの経営の常識をはるかに超える、次世代の組織運営の地平を拓く予言の書!

『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・天外伺朗共著)、『自然経営』(武井浩三・天外伺朗共著)に続く、
人と組織の進化を探究する天外伺朗の三部作、完結編!


巻頭言1 ティール組織への旅路を始めるすべての人に届けたい(嘉村賢州)
巻頭言2 私の「実存的変容」(武井浩三)
巻頭言3 なぜ今、集合的な「実存的変容」が急務なのか(由佐美加子)

まえがき

1章 F・ラルーによる「実存的変容」の記述

2章 癌 が自然に消える「実存的変容」
ソニー時代にチクセントミハイの「フロー理論」に出会う
フロー理論と実存的変容

3章 無意識に潜むモンスターたち
自我(エゴ)とは
シャドーの投影
シャドーによる「戦いのエネルギー」
「戦いの人生」
「実存的変容」を深層心理学的な視点から解説する
アーティストたちの「実存的変容」
世の中全体が「実存的変容」に向かっている
旧来型のオレンジ型運営から変容できない大企業
グリーンの組織でも鎧をまとっている
「死の恐怖」を味わうと「実存的変容」を起こしやすい理由

4章 「 実存的変容」への道のり
意識の階層構造の是非
意識の成長・発達のサイクル
意識の成長・発達に関する詳しい解説
人間の意識の成長・発達
「分離」のプロセス
共依存関係だったかつての日本型経営
「中期自我」「アンバー」の特徴
依存を脱し「後期自我」へ
「オレンジ星人」(「後期自我」に達した人)の特徴
そして「統合」へ

5章 「 不良社員」と、やくざ的「フロー経営」
「不良社員」の宝庫だったソニー
「不良社員」の上司の元なら「不良社員」が活躍できる
「親分・子分」の関係でもフローに入る理由
ソニーでのCD誕生秘話
「親分・子分」の「フロー経営」
ラルーの組織の段階構造を再定義する

6章 天外塾と鳥の瞑想
「エンプティ・チェア」ワーク
実存的変容へ向かう塾生たち
鳥の瞑想

7章 メンタルモデル瞑想法
人間の内的世界が外側の現実を創り出している
メンタルモデルとは
2つの回避行動「克服」と「逃避」
経営塾で見られる「怖れと不安」の実例
メンタルモデルごとに起こる「不本意な現実」
メンタルモデルごとの「回避行動」のパターン
メンタルモデルそれぞれの特徴
あなたのメンタルモデルを探るアンケート
統合すると見えてくる「ライフミッション」
私のライフミッション
メンタルモデルごとの「ティール組織」
「ライフ・タペストリー」とは
メンタルモデル瞑想とは

8章 「ティールの時代」が来るぞっ 
「オレンジの時代」から「ティールの時代」へ
「実存的変容」を起こした実例
「実存的変容」が深まった人(ティール星人)の特徴
「ティールの時代」に起こること

9章 宇宙の流れに乗る生き方
「明け渡し」の実例
深澤里奈子のレポート
インディアン・スタイルという神秘
予期せぬ幸運が次々と舞い込む
「宇宙の流れに乗る」生き方
『ティール組織』に見る「宇宙の流れに乗る」生き方のヒント

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

べんちーに

1
ソニーの元上席常務で、企業経営者向けのセミナーを主催する著者が、ティール組織に至るための意識変容について解説した本。 印象的だったのは、著者が説く「実存的変容」が宗教的な「悟り」に近い超常的な段階ではなく、自律性という個々人の気持ちのあり方だったという点。何かを成している人というのは、例外なく自分軸で生きているという意味で、この実存的変容に達していると強く感じました。 話題のティール組織に至るための自己変革について、具体的な方法論を知りたいと思ったときに読みたい一冊。2019/12/31

かっちゃ

0
新しい時代のリーダーの在り方と、自分の在り方を見直す転換期ですね2022/06/17

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