ハヤカワ文庫NV<br> マンハッタンの狙撃手

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ハヤカワ文庫NV
マンハッタンの狙撃手

  • 著者名:ロバートポビ【著】/山中朝晶【訳】
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 早川書房(2019/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150414573

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内容説明

記録的な寒波に見舞われるマンハッタンで連続狙撃事件が発生。天才的な空間把握能力を持つ元FBI捜査官の物理学者ルーカスは、かつての同僚の要請で捜査の前線に舞い戻る。犯行が移動中の被害者の頭部を正確に撃ち抜いた長距離狙撃であることを突き止めるがその直後、さらなる犠牲者が出てしまう。犯人に関する憶測が飛び交う中、ルーカスが辿り着いた真相とは……摩天楼で繰り広げられる頭脳戦を鮮やかに描いた傑作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネコベス

29
極寒のニューヨークで狙撃事件が発生。物理学者のルーカスは特殊な空間把握能力を持つ元FBI捜査官として現場に招聘される。射殺されたのは元相棒と知りルーカスは捜査に参加するが狙撃事件は止まない。法執行官を狙う謎の狙撃犯vs天才科学者という構図に剣呑な白人至上主義と進まない銃規制に対する懸念を織りこんだサスペンス小説。犯人がいかに複数の狙撃をやり遂げ他人を操り利用したか真相を明確にする描写が足りないのが不満だが気難しい主人公に心が読める捜査官ウィテカー、ナイスガイの隣人ディンゴ等キャラクター造形が良く楽しめた。2019/10/03

わたなべよしお

24
 解説にあったけど、ロバート・ポピさん、相当な実力者ですね。初邦訳なので初読みだけど、十分に楽しませてもらいました。主人公をはじめ、相棒、上司、友人ら人物造形もいいし、筆力もなかなかです。強いて言えば、最後のどんでん返しがやや強引だっかなあ。それにしても「マンハッタンの狙撃手」というタイトル、良くないですね。これではB、C級だと思ってしまいます。2020/04/17

22
何で?が残りましたよ(^-^;続編読ませてくださ〜い。お話しは、こんなことはありえない派手なモノで、ちと好みでなかったです。2020/11/29

アリーマ

17
マンハッタンで連続して起きる、捜査官の射殺事件。犯人は明らかに高度の訓練を受けた狙撃手なのだが、殺された捜査官らの繋がりが全く見えない。かつて捜査中の事故で片目と片手片足を失った元FIB捜査官が急遽現役復帰。余人にはない、ほぼ超能力のような高度な空間認識能力を駆使して、事件を解決に導くのだが…という話。若干のツッコミどころはあるものの、錯綜するストーリーをスリリングにラストまで引っ張り切った腕力も、魅力的な登場人物らもヨイ!読み続けたいシリーズが出てきてとても嬉しい。次が楽しみだ〜!★★★★2019/12/27

woo

12
次作を心待ちにとまでは行かないが、出たのに気付けば買うであろう作家♪ しいて何を言えば空間識別能力の精度が安易に高すぎるのがウ〜ムなんだけど(リンカーン・ライム程の説得力に欠ける?)、前提条件なのでまあ良いか(笑)自作に期待✌️2019/10/17

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