「アンコンシャス・バイアス」マネジメント 最高のリーダーは自分を信じない

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「アンコンシャス・バイアス」マネジメント 最高のリーダーは自分を信じない

  • 著者名:守屋智敬【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • かんき出版(2019/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784761274207

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内容説明

アンコンシャス・バイアス
=「無意識の偏見」「無意識の思い込み」「無意識の偏ったものの見方」
日本では2013年ごろから、ビジネス雑誌や新聞・テレビでも取り上げられるようになってきた。グーグルが、「アンコンシャス・バイアス」と名づけた社員教育活動を始めたことで一躍、有名になった言葉でもある。
なぜ、今、注目されているのか?
最大の理由は、組織の発展において、多様性が重要になってきているからだ。

たとえば、リーダーがメンバーに対して、
「彼女は2歳の子どもがいるから」→泊まりがけの出張は無理だな。
「彼は売れていないから」→何をやらせても、ダメに決まっている。
「プライベートを優先するタイプだから」→昇格が数年遅れても、問題ないだろう。
といったことを、勝手に決めつけている。
日常、職場でよく見聞きする光景ではないだろうか。

リーダーがメンバーの社歴や性別などで能力を決めつけてしまうことで、
同じようなレベルの仕事しか任せることができず、メンバーの成長機会が失われていく。結果として、組織としての成長がストップし、業績が上がらない。

リーダーの思い込みによる評価で、
メンバーのモチベーションが下がっていく。適正な評価が行われないことで、前向きになれず、やりがいを失い、新たな仕事に挑戦しようと思わなくなってしまう。

リーダーの自己防衛心で、
メンバーとの信頼関係が失われ、チーム内の心理的安全性が保たれない。互いに言いたいことが言えず、チームとしての一体感が失われ、組織が一丸となって取り組むことができなくなってしまう。

本書は、リーダーが身につけておきたい“必須知識”となった「アンコンシャス・バイアス」について、まずはどういうものかを知る、そして自分自身のバイアスに気づく方法、さらにはどのように対処していくか、メンバーみんなでバイアスに振り回されないチームになる方法を、事例をふんだんに交えながら解説する。

ダイバーシティ&インクルージョンの時代、まずは経営者や管理職をはじめとするリーダーから、自分自身の無意識の思い込みや、無意識の偏ったものの見方に気づき、意識して対処する--たったそれだけで、組織の未来は劇的に変わるのだ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

52
仕事始めの前に読んでおきたかった1冊です。結論から言うと自分から自分のアンコンシャスバイアスに気付いていくことから始めるしかないと感じた。そのために気持ちの余裕を持ち続ける。メモと振り返りの実践です。2021/01/03

なるみ(旧Narumi)

24
仕事でアンコンシャスバイアスについて知る必要があったので読んでみました。わかりやすく参考になりました。2019/10/15

ロベリダ

11
他者との関係性におけるアンコンシャスバイアスはうまく取っ払う必要があると痛感。偏見は人間関係を壊す。結果、組織がうまくいかなくなる。少しでもフラットに見ようとする姿勢が大切。 しかし、自分自身を目標に対して行動させていくためには、思い込みをうまく使うことも1つかと考える。例えば、「簿記1級を取りたい」と思い行動していく中で、「これは本当に意味があるのか・・・?」とクリティカルに考えてしまうと行動が止まる。決めた目標に対しては、一定の成果が出るまで盲目的に取り組んでみることも1つのように考えた。2023/08/19

なっぱaaua

11
あぁ、思い込み。これをどう排除するかはリーダーとして必須の動き。「一部の情報で全てが分かった気にならない」「相手の非言語メッセージに目を向け、相手からのフィードバックに向き合うこと」は今更ながら、そうだよねと納得するもの。リーダーだけでなく、メンバーにもアンコンシャス・バイアスを取り除く必要があるが、「最近気づいたアンコンシャス・バイアスを」テーマに、お互いに話をする場をもつという提案は、大きな且つ多様な組織を運営するにおいてとても大切な事だと感じた。2019/11/25

ochatomo

10
職場研修でとりあげられていた 『確信をもっていることから疑ってみよう』(“これってアンコン?”) 決めつけたり押しつけたりで相手を不快にしていることに気付き、一人ひとりその時々で違うこと、過去へなぜ?ではなく未来へ向けた『何が大切なのか?どうしていこうか?』という問いを意識する 理想に振り回されない・比較しない リーダー自らが自己開示して心理的安全性を担保する 違いを受け入れる勇気 余裕を作ることはリーダーの大切な仕事 2019刊2022/04/23

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