ママにはなれないパパ

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ママにはなれないパパ

  • 著者名:鈴木おさむ【著】
  • 価格 ¥1,120(本体¥1,019)
  • マガジンハウス(2019/01発売)
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  • ISBN:9784838730025

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内容説明

放送作家の仕事を1年休業して、
妻、大島美幸(森三中)のテレビ復帰を応援。

育児はしんどい、でも楽しい!
父親目線の3年間の子育て奮闘記。


鈴木おさむです。僕の妻は女芸人、森三中の大島美幸と言います。
2002年に交際0日で結婚してしまった僕らですが、妊活を経て、2015年6月22日に、息子、笑福(えふ)を授かり、
父親と母親になることが出来ました。
僕は放送作家業を中心に仕事をしているのですが、子供が生まれたタイミングで、メインにしていた放送作家業をほぼお休みし、
育児に向き合うことにしました。
子供が0歳から1歳になっていく姿を毎日見ることが出来、色々な発見がありました。
息子は3歳になりました。
この本は子供が生まれてから3歳になるまで、父親目線で育児とか子供のことを見てきて気づいたことの記録であります。
世の中に母親目線の育児本、育児日記とか沢山ありますが、父親目線ってあまりありませんよね?
育児に向き合って、母親の凄さに沢山気づけました。そして思うわけです。
「パパはママにはなれない」ということに。
もちろん。色んな理由で父親一人で子供を育てている人もいます。そんな父親はすごいっす。
ママの分までパパがやるわけですから。すごすぎます。
これは僕が子供と向き合うことで気づいたこと。
育児の大変さ、しんどさ、そして、自分の無力さ。
そして子供を授かるという素晴らしさ。
子供を授かることによって変わっていく家族のカタチ。夫婦のカタチ。幸せのカタチ。
ママさんたちには、あるあると笑ってもらったり共感してもらったり、男って駄目だなとダメ出し気分で読んでもらったり。
そして出来れば、パパさんにこれを読ませてもらったり。

というわけで、父親目線の育児記。
始まります。

(はじめに/より)


男がまったくわからない、「乳首痛い」問題。
妻の不在で、一気に深まる父子の関係。
なりたいのは「イクメン」ではなく、「父親」。
「添い乳」の威力を思い知り、途方にくれる。
母親を守ろうとする、息子の必死さにショック。

全53話のエッセイと「父の気づき」

目次

第1章 0歳~1歳
父親になる勉強、「父勉」のために、一年休業。
「母乳神話」の深い意味なんて、考えたこともなかった。
男がまったくわからない、「乳首痛い」問題。
妻との共同作業、綿棒浣腸に、思わぬ達成感。
毎日料理するのは、仕事よりずっと大変!26
料理当番、煮物系はイケると思ったが。
妻のイライラが爆発した、塩昆布とおかゆとしじみ事件。
まぁるい抱っことタイ焼きから学んだこと。
妻、生後半年で仕事復帰。最初の仕事は海外ロケ。
妻の不在で、一気に深まる父子の関係。
「僕にはおっばいがない」。この悲しい現実とどう向き合うか。
なりたいのは「イクメン」ではなく、「父親」。
「添い乳」の威力を思い知り、途方にくれる。
完徹で寝かしつけ、父子の絆は太くなった(はず)。
初めて言ったことばは「まんま」。ではその次は?
第2章 1歳~2歳
鈴木家おすすすめの遊び、「乳首ビーチフラッグ」。
『ファミリーヒストリー』で知った、さまざまな家族の本音。
叱るときには叱る。大事なのは、愛情があるかどうか。
熱中症で妻、重症。育児疲れがついにピークに?
妻とふたりの時間を過ごす、保育園帰りのモーニング。
親も子もつらい断乳を、「へのへのもへじ」で乗り切る。
自分は格好いい夫でいるか?客観的に考えてみる。
毎日の生活の中の、小さな難問をどうクリアする?
親子間のツンデレは、実に濃密なコミュニケーション。
川の字で寝たい。そんな当たり前のことが叶わない理由。
この言葉が苦手な人は、実は多い。イクメンと呼ばないで!
問題は発熱じゃない!突発性発疹でわかった大事なこと。
やっと「とうと」と呼ばれた、劇的な瞬間!
感情を揺さぶる楽しさを、すっかり忘れていた。
長く夫婦を続けるには、「抜く」ことも大事。
もしも伝染ってしまったら!?ウイルスと仕事の間で悩む。
妻と息子の陰ながらの応援に、心から感謝した日。
便秘症の子供のうんちは、何よりもめでたく喜ばしい。
妻に対する「愛してる」という言葉は、特別なもの。
第3章2歳~3歳
母親を守ろうとする、息子の必死さにショック……。
小さな口喧嘩に対する、恐るべき子供の反応。
それぞれのスピードで、大きくなればいい。
子供連れだとよくわかる。母が強くなる理由。
なんでこんなこともできないかな……。夫と妻の間の深い溝。
子供のために、二人とも健康でいなきゃ。
子供のまさかの行動に、ワクワク感急上昇。
叱るときのポイント。その行動に共感してみる。
結構年のいっている自分。どうする!?二人目問題。
子どもの質問にたじたじ。アオ信号って何色?
男は女性に、叱られ続ける生き物。
結婚15年目の衝撃。中華屋さんでのレンゲ事件。
泣き出す子供に、いちばん効くものは?
叱ろうにも叱れない!親の悩みは意外に深い。
もしも地震が起きたら。だから引っ越しを決めた。
仕事を取るか子供を取るか。
便秘症の子供のうんちは、何よりもめでたく喜ばしい。
目の前にある当たり前に感謝して、毎日を生きたい。
自分の父から学ぶことが、まだまだたくさんある

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mukimi

115
育休を一年間取得し子育てに取り組んだパパ目線エッセイ。男ってだめだなっていうダメ出し目線で読んでほしいとのことだったけど、この方は一流の放送作家であり人一倍観察力も共感力もコミュ力も俯瞰力も高いわけで一般男性にこのレベル期待しちゃだめなんじゃ…というくらい優秀なパパ像である。ちゃんと喧嘩して泣いて怒ってちゃんと謝ることができるって最高で最強な夫婦だと思う。妻に「産んでくれてありがとう」と思えること、「当たり前なんかない」と気づいていること、「育児は育自」と自省できること、鈴木さんあなたは最高のパパです。2024/01/16

あっか

64
2015年に誕生した笑福君の0〜3歳を中心とした鈴木家のエッセイ。鈴木おさむさんのエッセイ、好きなんですよね〜。わが家の末っ子も今月3歳になるので(笑福君の1歳下)すごく共感したり懐かしくなったりジーンとしながら読みました。大島さんがお風呂で笑福君に言い聞かせていたところ、お姉さんの次男君の話でのところでは思わずウルッと。大島さん、本当に良いお母さんだし面白いし過酷な仕事なのに笑福君を大事にしているし尊敬します。「なんで、俺こんなことも出来ないのかなあ?」に、笑ってしまいましたがそうそうと思っちゃった😂2019/08/06

Eriko M

11
森三中大島さんの旦那さんである、鈴木おさむさんの育児エッセイ。すごいよかった。旦那さん目線で授乳の大変さとか、奥さんの辛さを書いてくれていたので、うちのが旦那さんにも大分影響があったよう。交際0日で結婚されたのに、今本当に素敵な夫婦である様子を見ていると、ただの恋愛と結婚って別なんだなというのもよくわかった。 ★★★★★2019/09/10

haruaki

9
2人の育児のエピソードに笑ったり共感したり。自分も子供を産み、育児の大変さ、難しさ、自分の至らなさを毎日痛感しているので、興味深くあっという間に読んだ。育児は自分を育てること、命をつなぐ事。胸に留めていきたいと思う。2020/11/26

りーこ

9
わたしも育児真っ只中でこの本を読んで思い出すこともあったり、丁度今の時期だったり、これからのことだったり、あるあるだった。共働きでお互いを支え合ってる所が素晴らしいなと思った。やっぱり芸能人の夫婦でも子育てには四苦八苦している姿が共感出来てよかった。2019/06/30

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