演奏するプログラミング、ライブコーディングの思想と実践 ―Show Us Your Screens―Show Us Your Screens

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演奏するプログラミング、ライブコーディングの思想と実践 ―Show Us Your Screens―Show Us Your Screens

  • 著者名:田所淳
  • 価格 ¥3,168(本体¥2,880)
  • ビー・エヌ・エヌ(2019/01発売)
  • ポイント 28pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784802511049

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内容説明

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ライブで、即興的に、コードを書き/編集しながら、音楽や映像を奏でるライブコーディングは、パフォーミングアートにおける新たな表現形態であり、音楽においては21世紀のパンクミュージックであり、プログラミングにおいてはある意味ラッダイト運動とも言えるものです。

本書は、ライブコーディングの実践者として世界で活躍する田所淳氏による、Sonic PI、TidalCyclesなどを用いたライブコーディングの入門から応用までを丁寧に解説した書籍です。日本のメディアアート系プログラミングを学ぶ者なら必ず参照するyoppa.orgの運営者である田所氏の解説によって、読者をわかりやすく習得へと導きます。

目次

Chapter 1
ライブコーディングへようこそ

1-01 ライブコーディングとは
1-02 プログラミングの手法としてのライブコーディング
1-03 パフォーマンスとしてのライブコーディング
1-04 ライブコーディングの歴史と発展
1-05 ライブコーディングのための環境
1-06 なぜ今、ライブコーディングなのか
インタビュー:アレックス・マクリーン

Chapter 2
初級編 ライブコーディングに触れる ─ Sonic Pi

2-01 Sonic Piとは
2-02 ダウンロードとインストール
2-03 アプリケーションの起動
2-04 音を出してみる
2-05 同時に音を出す
2-06 時間構造を作る ─ 音符と休符
2-07 演奏を繰り返す ─ ループ
2-08 ライブコーディングへ! ─ ライブループ
2-09 音色を変化させる
2-10 サンプルを使う
2-11 サンプルの再生スピード
2-12 音のオプション
2-13 エフェクトをかける
2-14 ランダム化
2-15 コイントスと条件文
2-16 反復とループ
2-17 リスト
2-18 コード(和音)とアルペジオ
2-19 スケール(音階)
2-20 マルチ・ライブループ
2-21 演奏の実践 ─ アルゴリズミック・テクノ

Chapter 3
中級編 ライブコーディングをマスターする ─ TidalCycles

3-01 TidalCyclesとは
3-02 TidalCyclesのインストール概要
3-03 自動インストール ─ macOS
3-04 自動インストール ─ Windows
3-05 手動インストール ─ macOS&Windows
3-06 TidalCyclesを動かしてみる
3-07 TidalCyclesはじめの一歩
3-08 リズムパターンを生み出す
3-09 リズムパターンを変形させる
3-10 リズムパターンにエフェクトをかける
3-11 アルゴリズミックにパターンを生成する
3-12 実践的な構造を作る
TidalCycles 1.0の変更点

Chapter 4
応用編1 オリジナルな表現へ

4-01 サンプルを追加する
4-02 SuperColliderでTidalCyclesのシンセサイザーを作る
4-03 Synthの定義ファイル
4-04 SuperColliderの基本
4-05 シンセサイザー(Synth)を定義する
4-06 SynthをSuperDirt用に書き換える
4-07 さらに高度な楽器へ

Chapter 5
応用編2 映像のライブコーディング

5-01 映像をライブコーディングする
5-02 LiveCodeLabでのライブコーディング
5-03 Hydraでのライブコーディング

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sanchai

2
Sonic-Piをダウンロードして、第2章「初級編 ライブコーディングに触れる」を読んだところまでで取りあえず良しとする。第2章末のコードを取りあえず入力すれば、ライブコーディングはできる。この時点でいろいろコードを書き替えてサウンドがどう変化するかをもっと試してみたいとは思っている。ああこれもコーディングを専門家だけのブラックボックスとしない手法の1つなのだと理解できた。文章ではわかりにくいところも、YouTubeのチュートリアルを読んでもう一度本書で復習すれば、腑に落ちるところも多かった。2023/06/14

2018/09/17から

0
思想の部分(Chapter 1)だけ読んだ2019/02/19

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