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内容説明
いま、企業向けにアートを用いて研修を
行なっていることで多くのメディアから注目を集めている
京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センターの岡崎大輔氏が
アート作品を鑑賞するときの8つの視点など
人生や仕事に役立つ美術鑑賞法を解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佳音
98
題名からしてわかりそうなものじゃんと自分に突っ込みを入れた。パラパラ読んで、三ページで図書館に送り届けました。2019/02/18
momogaga
44
①「アート」と「アート作品」のちがい。②ラベリングされた「知識」にたよらずにアート作品の鑑賞法。③対話型鑑賞を通して身に付く「問題発見能力」と「問題解決能力」。以上を学びました。おかげで、美術館へ行く理由がまた一つふえました。2023/08/12
Kentaro
36
アート作品を鑑賞するということは、正解のない問いに主体的に取り組み、自分なりに答えを導き出すという行為である。明確な答えが出ない状態にあっても考え抜く力がアートにはある。従来のビジネスにおける「答えはひとつ」という前提は、善悪、好き嫌い、嬉しい、悲しい等、二元論で物事を考える習慣につながる。一方、アート作品には、ひとつの事実に対して、複数の解釈が成り立つのがふつうでもある。アート作品の鑑賞によって、物事から複数の可能性を見出す観察力、観察から取り出した事実に基づいて論理的かつ体系的に思考する力も身に付く。2019/03/28
おおにし
27
本のタイトルが、売れたビジネス本のタイトルを意識したものになっているため、ピンとこないが、美術作品を鑑賞することで思考力を向上させるというメソッドを紹介した本。我々は通常1つのアート作品を1分も見ないが、1作品10分以上鑑賞し、それぞれ自分の解釈を語り合うことで多様的なものの見方を身につけるというもの。思考力アップにどこまで有効なのかわからないが、絵画の鑑賞方法としては面白いと思う。今度美術館へ行ったら試してみたい。2020/07/16
ミライ
26
タイトルに惹かれて購入。AIが仕事を奪っていく時代でエリート層は美術館に足しげく通う、、、エリート層も使っているアートの鑑賞法をくわしく解説。アートの鑑賞方法から入り、実際に存在するアート作品を通して(アート作品は本の冒頭にカラーで紹介されているので安心)、「どのような視点で鑑賞すればよいのか?」が詳細に解説されている。個人的にアートは「さっと見るだけ」の視点しかなかったので、この本で書かれていた鑑賞方法は今後実践してみようと思った。2018/09/23