エマニュエル・マクロン フランスが生んだ革命児(電子化・改訂版)

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エマニュエル・マクロン フランスが生んだ革命児(電子化・改訂版)

  • 著者名:伴野文夫【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 幻冬舎メディアコンサルティング(2018/08発売)
  • 読書を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン (~6/2)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344971837

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内容説明

2017年5月、極右ポピュリスト政党(FN)党首・ルペンを破ってフランス史上、最も若い大統領が誕生した。彼の名は、エマニュエル・マクロン。日本ではマクロンの政策よりも、彼のファッションや25歳差のブリジット夫人の存在などが話題にされがちだが、彼の自著『Revolution』を読むと、彼が大統領になるべくしてなった軌跡、彼の緻密に計算された内政・外交の戦略がよくわかる。マクロン大統領の出現で世界は大きく変わっていくだろう。ヨーロッパ駐在経験をもつ、元NHK国際経済担当解説委員の著者が、今後のフランスとドイツ、アメリカ、中国、ロシアの関係などをわかりやすく解説。さらに、ユーロの今後の動向、日本への影響を予測する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

127
アタリ、ドロールについての指摘、マクロンだけでなく共和党のフィリップなどフランスの今後の大物を語る弁や、欧州における極右傾向の沈静化の過程など、流石にフランスやEUを注視している人ならでは。欧州の仏独二強は確かに望ましい。そしてアングロサクソンの理論だけではないフランスの視点の重要性は、湾岸戦争の時にBSニュースを観ていて体感したので同意する。しかし、世界を語るにアメリカを軽視し過ぎだ。仏に傾倒する日本人の傾向に、英米に対する敵愾心の厄介さをしばしば感じるのだが…。マクロン、アタリの著作を読みたい。2018/02/01

toshiyk

3
このひとが都市労働者に対して何をやろうとしているのか、という身近なところが知りたくて買ったのですが、そういう細かい話はない。その代わりに、このひとがフランス国民に選ばれた理由をわかりやすくまとめている本でした。バキバキのエリートでEUの未来を信じ、イデオロギー対立に拘泥せず、未来志向で希望を語り、対立者を否定せず。そのオープンな姿勢は、一から作った政党で臨んだ国政選挙で、2万人近い応募者から「男女全く同数、殆どが政治の素人で、年齢、職業など偏ることのないよう、きめ細かな基準が適用された」下りに象徴的。2017/10/15

しまちゃん

0
エマニュエル・マクロン、若干39歳の世界でも記録に若いフランスの国家元首のことを少しでも知りたくて、読んでみました。25歳年上の夫人がいることに驚きを覚えました。フランスの最高学府グランゼコールの一つ、ENAを経て、高級国家公務員になり、フランス最高の切れ者、ジャック・アタリと出会い、政治の世界へ・・・。大統領選挙でライバルのルペンを圧倒して、勝利します。マクロンは、イギリスが離脱したEUをフランスとドイツが力を合わせて立て直しにかかります。フランスに自信を取り戻させ、ヨーロッパ、世界平和へと・・・!2018/04/14

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