ブルーバックス<br> 離散数学「ものを分ける理論」 問題解決のアルゴリズムをつくる

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ブルーバックス
離散数学「ものを分ける理論」 問題解決のアルゴリズムをつくる

  • 著者名:徳田雄洋【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 講談社(2018/05発売)
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  • ISBN:9784065117569

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

20世紀中期以降、とくに発展した科学の分野の1つに、アルゴリズムを設計する離散数学があります。離散数学は連続数学と違い、とびとびの対象物を扱います。そして、アルゴリズムと呼ばれる問題解決の手順を作り出します。本書では、とくに、「ものを分ける」問題を扱います。参加者全員が好きな対象物、あるいは参加者全員がきらいな対象物で、分割可能なものを、参加者全員が納得できるように分割する方法を扱います。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

目次

ようかん問題
トリミング調整法
くだもの問題
最大化問題
三角形の建物定理
家賃問題
赤道の気温定理
結婚式のケーキカット
料理問題
人数増加法
絶対的優位法
存在定理

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

13
2018年5月の本。本書が取り上げているのは「ものを分ける問題」(離散数学、アルゴリズム)とある。メインは「公平分割法」。博士と助手の試行錯誤的な会話で進み、数式ちょっと、証明なし。まったく「数学」を感じられなかったが巻末の「歴史まとめ」にはバナッハの名前が。線形計画法、中間値の定理、ゴールシークなど自分の持つ知識と照らし合わせてみても趣旨がわからん。新感覚・数学??2019/11/03

nagata

5
ブルーバックスには入門編と先端内容の抜粋紹介で超難解なものとが混ざりあうが、この本は後者に近い。戦後になって本格的に発展したとある離散数学だが、初めの方から手に負えない内容。最低3回は読まないと頭に入ってこない(T . T)2023/06/11

Holmes

5
カステラ用意したくなるやつ!難しかったです。ただ家賃の計算の所が面白かったです。感想が稚拙になってしまうのは、この本が大人すぎるからです。2019/01/03

まじぇすた

4
人間的な損得を含めた公平性を論理的に証明できるのが面白い。題材が突拍子もない設定なのは、本書の後半で議論するときの準備である。読み進めると腑に落ちるけど(タッカーの補題)もうちょっと工夫して欲しかったかも。最後の章「存在定理」のところはよく分からなかったのでまた読み返したい。食べ物(特にケーキ)を何回も切り刻んだら切りカスが多くなって結局みんなが満足できないのでは?などのツッコミは無しらしい。話の設定に無理矢理感は否めないけど、なぜか淡々と機械的に説明が進む文章に不思議な中毒性があって楽しめた。2019/04/10

GOTI

4
☆★「アルゴリズムをつくる」と言うよりは先達が発見した「ものを分ける理論」であるところの「割合の公平」、「うらやましさなしの公平」、「ナイフ移動法」、「嫌いなものの分割法」等々を紹介しているに過ぎない。それはそれとして多少ではあるが知的好奇心は満たした。2018/07/19

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